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はじまりはスクリーン

ずっと映画好き、50を越えても映画好き。
あと50年は映画が観たい。

好きな映画を思い起こすと、

本当にこの時代のが多くて、

単純に「覚えてる」ってだけだと

思うんですけど。

結構続きます。

 

12人の優しい日本人  

1991年 中原俊監督
 
 

三谷幸喜原作の舞台の映画化。
日本に陪審員制度があったら、
という仮想の元に、 ある殺人事件を、
12人のごく普通の人たちが
陪審員として協議する。
簡単に結論が出るかと思いきや、
それぞれの思惑とともに大混乱に。
その様子が面白い。
ほとんど変わらない場面設定で、
台詞の妙と演技力だけで
みているものをぐいぐいと引っ張っていく。
ブレーク前の豊川悦司がすごい存在感。
三谷幸喜原作の舞台の映画化。

 

セント・オブ・ウーマン 夢の香り 
Scent of woman

1992年アメリカ マーティン・ブレスト監督 

 

 

苦学生のチャーリーはアルバイトで
盲目の退役軍人フランクの付き人になる。
強烈な個性の持ち主であるフランクに翻弄されながらも
二人の間にはいつしか強い絆が芽生える。
アル・パチーノの演技がとにかくすごい。
彼の瞳には本当に何も映っていなかった。
なのにすべてを見ている眼。
強くて頑なその行動とはうらはらに滲みでる哀愁。
圧倒的な存在感。 どんどん上がるボルテージ。
ガブリエル・アン・ウォーとのタンゴのシーンは圧巻。
それを受けるクリス・オドネルの実直さもいい。
脚本とキャストが見事に一体化した傑作。
当時24歳のフィリップ・シーモア・ホフマンが
チャーリーの情けない同級生役。

 

 

ルームメイト Single white female
1992年アメリカ バーベット・シュローダー監督 

 

 

 

ルームメイト募集の広告をみてやってきた
垢抜けない娘の狂気に追い詰められていく
魅力的なヒロイン。
ルームメイト役のジェニファー・ジェイソン・リーの
迫真の狂気の演技と、
恐怖におののくブリジット・フォンダの
絶妙のコンビネーション。
まさにお互いはまり役。
お決まりの展開といえばそれまでだが、
自分だけの友達を渇望して、
どんどん変貌していく女心が凄まじい。

大好きなブリジットの作品では一番のお気に入り。

 

 

 

ゆりかごを揺らす手 
The Hand That Rocks The Cradle

1992年アメリカ カーティス・ハンソン監督 

 

 

産婦人科医の夫の自殺を逆恨みした未亡人が、
患者であった一家のもとに、

ベビーシッターとして入り込む。
はりめぐらされた緻密な復讐の伏線。
理想的な家庭の歯車が狂い、

どんどん追い詰められて行く。
レベッカ・デモーネィの悪女ぶりが光る。
初めてこの映画で彼女をみたのだが、
抑えた演技、そしてクールな存在感に、
すっかりファンになってしまった。
魅力的な悪女ペイトン役が忘れられない。
妻の親友役で、若き日のジュリアン・ムーアも好演。

 

こういうドメスティックなサスペンスが本当に好み。

 

アダムス・ファミリー2

Addam's family values

1993年 バリー・ソネンフェルド監督
 
 

ご存知、‘アダムス・ファミリー’シリーズ第2弾。
ゴメズとモティシア夫婦の間に赤ちゃんが誕生し、
それを疎ましく思うウェンズディ姉弟は

サマーキャンプに。
悪女デビーが乳母としてやってきて、
フェスターを骨抜きにして亡き者にしようとする。
とにかくキャストが素晴らしい!
アンジェリカ・ヒューストン、ラウル・ジュリア、
クリスティーナ・リッチ、クリストファー・ロイドの
オリジナルメンバーに加えて、殺人鬼デビーを演じる
ジョーン・キューザックが真骨頂!
ウェンズディのサマーキャンプもとにかく楽しい!
ベイビー・ピューバードの愛らしさも加わって、
シリーズ最強の面白さ!必見!

 

ロッタちゃんのはじめてのおつかい
Lotta flyttar hemifrah

1993年 ヨハンナ・ハルド監督

 

 

リンドグレーンの児童小説の映画化。
北欧スウエーデンの
小さな街に住む人々の、
素朴で温かい暮らしぶりが、
5歳のロッタちゃんの目を通して
描かれている。
忘れていた、隣人との係わり合いや、
家族の素晴らしさを思い出させてくれる。
わがままだけど、憎めないロッタちゃん。
どこを切り取っても絵になる北欧の生活。
『ロッタちゃんと赤い自転車』もおすすめ。

北欧ブームの火付け役的作品。

 

 

 

デーヴ DAVE
1993年アメリカ アイヴァン・ライトマン監督


 

 

ケヴィン・クラインの魅力全開。
大統領にそっくりなデーヴは倒れて昏睡状態の
大統領の替え玉としてホワイトハウスに入るが、
持ち前の優しさと機転で大統領よりも人気者に。
成り代わりムービーの中でも圧倒的に面白くて楽しい。
誰だってデーヴが好きになってしまう。
努力しながらいくつもの難関を切り抜けていく様子は
胸がすく思いだし、理想のリーダーの存在は
ありえないと わかっていても希望をくれる。
シガニー・ウィーバー、ベン・キングスレーも
いつもとは一味違った役どころで新鮮。
文句なしのキャスティング。
こういうライトなヒューマン・コメディ、大好き。

 

 

恋はデ・ジャブ Groundhog day
1993年 ハロルド・ライミス監督

 

 

 

もしも目が覚めたら昨日と同じ日だったら。
そしてそれが毎日続いてしまったら。
ビル・マーレィ演じるフィルは、

 

そんな信じられない状況に陥る。
最近このプロットよく観るけど、
はじめてこの映画で体験したときは新鮮だった。

タイムスリップものとしても、
ラブコメディとしても、
ヒューマンドラマとしても楽しめる。
ビル・マーレィの作品はどれも極上のユーモアがある。
『ペンシルバニアポルカ』の
ほのぼのおかしいメロディが一層笑いを誘う。