気ままな釣行記

気ままな釣行記

釣りの話題多めでたまにゲームとかその他の話題もあります

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諸事情で釣りにいけずブログネタはまた釣り内容から遠ざかる・・・

 

ということで今回は鑑賞魚の飼育ネタでポップアイについてとりあげようかと思います
淡水魚と海水魚がありますが今回は海水魚についてとりあげたいと思います

とはいえ自分は海水魚でポップアイは2件遭遇なので経験値としてはかなり低いですが一応両方とも回復することが出来ましたのでその経験の共有ということで・・・

そもそもポップアイとは病気ではなく症状になります
原因はさまざまでありそれを特定することが回復へ足がかりになります


ポップアイとは主になんらかの問題で浸透圧調整が上手く働かず眼球が飛び出してくることをさします

そのため外傷が問題なのに内部的なケアをしても改善されませんしその逆も然りです
少し自論となってしまいますが・・・

 

外傷や外傷からの感染症等が原因であるなら今後もおこなさないように外傷に至った原因を取り除くことが肝心です。
 

例を出すなら複雑なレイアウトや混泳魚があげられます
パニックを起こしやすい魚種は衝突して眼球を損傷してそれが原因という可能性もありますし

気性が荒く混泳に向かない魚種を無理に混泳させようとして追い回しの際にお互い擦ってしまいそれが原因となることもあり得ます
たとえポップアイとならずとも傷から感染症を引き起こす可能性もありますのでそういう無茶な混泳や追い回しを見かけたら混泳解消など普段からの注視が必要になります
 

内部的な問題としては水質悪化(水温、PH、亜硝酸等)、感染症、寄生虫、、天候不順、ストレスからの体調不良などがあげられます

 

水質は特に導入初期やろ材掃除や底材が攪拌した際に引き起こしやすいです

 

感染症や寄生虫に関してはもともと持っていたものが日和見的に悪さをはじめたり新参魚が持ち込んだりとありますが海水魚の特に内部的なものに関しては治療で何かが出来るというのはかなり手段が少ないと思いますのである意味運なところもあります

 

天候不順や梅雨や急激な気圧の変動など水温などは一定に保っても自然的要因で調子が崩すのもあると思います(我々人もありますし)

 

ストレスもかなり体調不良の原因になると考えています

これは水槽という狭い空間という中でそれ自体ストレスフリーと言い難くその環境で混泳魚との関係によるストレス、外から人間がのぞき込むストレス、毒性の強いコーラルを常に狭い水槽内で気にして位置取りしないといけないストレス、夜間いつまでも部屋の照明がついていて暗くならないストレスなど考えればキリがありません

 

とここまで自分が思いつく体調不良に繋がるものをあげてみました

こういう色んな症状が時としてポップアイとして現れるわけです

 

ポップアイの治療としてはただ1つ「魚の体調不良を改善して浸透圧調整が正常になることで自然治癒を待つ」というものになります
人間の気配や目線隠しや薄暗い方が落ち着けるので水槽をメンテするとき以外は遮光カーテン等で覆って薄暗くする。
その魚の一番調子の良いとされる水温にする。
体力温存を混泳生物に邪魔されないようにするなど人間がすることはサポートに徹することになります

 

 

例外的に眼球内にガスが貯まった場合はガスは吸収されないのでエア抜きする必要があります


さてここからは6月にポップアイを起こしてしまったオオモンハタとその対応を残していきたいと思います

 

まずこちらはポップアイを起こす前の顔になります
 

6/27朝 何か眼球に違和感を感じる

その夜左目が腫れだしポップアイと判断
水質検査するが普段と全く変わらず水温もここ最近大きな変動はなし強いて言えば最近若干夜更かしで遅くまで部屋の電気をつけていたことと夜明けが早くすぐに外が明るくなってしまうため暗い時間が短いためそれがストレス?また屋外は天候不順気味だっため両方の線で対策をとる。といっても天候不順はどうしようもないが・・・

夜間早めの消灯と夜間は遮光布で覆い水槽を薄暗くして落ち着けるようにした

水質に関しては問題なかったため水替えは普段通りだが比重は1.020付近の薄目で保つようにした(低比重の方が病気になりにくいと言われてるため)


翌日6/28 食欲低下翌日拒食はじまる普段はホバリングしてるがこの日あたりからアカハタやカサゴのように底に腹をつけて停止してる様子みられる

 

7/1右目も腫れだす、進行が止まらず

 

7/2両目ともポップアイ進行するがこのあたりから食欲が回復しはじめる。ポップアイとしては2~3日が一番ひどい状態であった

またこのあたりからホバリングしたり水槽内をゆったり泳いだりと前日までじっとしたときよりかなり行動的になってきていた


 

7/4ポップアイの進行が止まる

7/5食欲が完全に復活し底なし食欲に戻る。餌のセーブでストレスになることも危惧し普段2粒のところを3~4粒与える(それでもさらに欲しい素振りをするが)

7/6急激に改善が進む

7/10急激な改善がこのあたりから鈍化する以降は少しずつ改善される

8/3現在

ポップアイ発症前と比べるとまだ眼球は少し出た状態になっている

眼球の前方に関してはほとんど収まってるが後方はまだ少し出てる状態

完全に治るのか後遺症としてこのままなのかは不明であるが身体の成長に伴い正常が位置に戻る可能性もあり今後の経過を見守りたい

 

1回目のポップアイは導入数日後の水質悪化が原因で引き起こしたため水質が改善するとともに改善し半月で完全回復した

 

2回目の今回は明確な原因が特定できずもしかしたら特に大きな原因はないが「ただのちょっと調子崩した」からはじまったものかもしれないです

また18㎝と若魚の状態で入手したので何か体内に悪さするやついる可能性もあります
とにかく3回目を起こさないように注意深く観察とストレス軽減に努めていきたいと思います

 

現在は食欲すごいのであまり我慢させずちょっと多めに与えてます( ̄▽ ̄;)