beyond the 原村 sky

昨日、ドライブがてら長野県の八ヶ岳のふもとまで
行ってきました。

諏訪南インターをおりて八ヶ岳を正面に見ながら
車を走らせていくと一面こんな景色。





広大な畑とまったくさえぎる物がない高い空、澄んで刺すように冷えた空気
カラマツの林、シラカバの木、南アルプスの山々、八ヶ岳。

そしてなぜかこのアルバムが頭のなかで
全曲エンドレスで流れ始めます。



パットメセニーというギタリストとチャーリーヘイデンという
ベーシストのデュオのアルバムです。
「beyond the Missouri Sky」
邦題は「ミズーリの空高く」だったかな。

この作品には一貫して
暖炉の火のように優しくて暖かい親密な空気と時間が流れています。
同時に懐かしくその懐かしさが切ないというか寂しいというか。
聞くたびに胸をしめつけられる作品です。
もうほんとにどれも名曲、名演です。

風景から思い起こされる音楽というか、音楽から思い起こされる
風景というか、何なんでしょう、こういうのって。面白い。

ちなみにアルバム「ジルデコ」に収められている
chihiRo作曲の「悠かなうで」のアレンジのイメージは
ずばりこのアルバムでした。
ウッドベースとスチール弦のアコギでこの雰囲気を出したかった。

僕は自分が思ってる以上に多分にこのアルバムから
影響を受けてるんだと思います。大好きでしたから。
ジャケがぼろぼろになるまでいつも持ち歩いて聞いてました。
間違いなく無人島に持って行きたい１枚です。


そんなわけで、原村のカラマツ林の中の雪が残る
未舗装の道路をノーマルタイヤで走り抜け、
目的地の「song of the bird」に着きました。
先月末にジルデコのメンバーを連れて来たばかりですが
またふらっと来てしまいました。
ここの特製パスタがおいしいのなんのって。



生ハムとホタテ。
やばい、、、。
鼻血出るかと思った。

またふと思いたったら行こうと思います。