若い!!
美容師?! いいえ、違います。
実は21歳まで皮革製品を扱う会社で、革を染める職人をしていました!
同じ色は2つとないのです。
僕はこの会社で初めて社会人としてのデビューを果たしました。
今、考えると美容師ではないけども、
この職場から学んだ事は山程あります。
たまたま、直属の上司になったチーフが
会社で一番仕事が出来、一番厳しく、一番
熱い方で、マンツーマンで仕事を叩きこんでいただきました。
一番最初に学んだ事は、仕事への姿勢でした。ある日、普通に出勤したら怒られ
革を断つ刃物【包丁】を毎日、仕事が始まる一時間前に研ぐように言われました。
ベランダで、行うので、冬は寒く、夏は暑かったけれど、慣れてくると清らかな気持ちになり、この日課が僕の仕事への姿勢を
教えてくれました。
あと、プロフェッショナルな仕事も教えていただきました。
ある日、仕事を時間をかけていた時言われた言葉!
お前はリズムが悪い。あんな、仕事ってな
クオリティの高い物をスピーディに生産してこそ価値があんねん!
それ本気ちゃうやろ!?それが自分の限界か?どうやったら早くでくるか考えてないやろ!
かなりズバズバ的確に言われましたが、
落ち込んだ反面、嬉しかった事を覚えています!
新人だからこのくらいできたら良いとかではなく、僕に求められていた事は圧倒的
プロフェッショナルだったからです。
これは生半可な事は出来ないと思い必死で
仕事してましたね!
ある日300万するクロコのバックをミスした事があり顔面蒼白もんですよ!
その後チーフにやり直してもらい、また怒られると思った瞬間、お前は何でもチャレンジしたら良い!最後は俺が責任を持つと言っていただきました。
美容師でも通じる事が沢山あり、その時の経験が今の自分の基礎となっており本当にありがたい気持ちになりました。当時は松田チーフ本当にありがとうございました。
その後、美容の通信がある事を知り、学費の70万を貯め、美容師デビューを果たしました。あの時、確か30歳に自分の店を持つと言う目標を掲げました。
そろそろ以前勤めていたレザーアートに現状報告できるかな?と
思った今日この頃