こんにちは☀

JILCA南相馬号活動報告です!

前回のJILCAツアーは6月の牡鹿号、南相馬号に至っては約4ヶ月ぶりの催行です。

ボランティアツアーを運営していく上で、
コンプライアンスを徹底していくには
どうしたらいいか。

多方面の方々からアドバイスをいただき、
考えに考えて、
ようやく新システムでのツアーを出すことが出来ました。

ツアーの始まりは、道の駅南相馬から。

朝7時に集合し、自己紹介やオリエンテーションなどをして、活動に備えます。



ボランティアセンターに到着後
松本センター長の朝の挨拶

熊本や岩手で災害が発生し
ボランティアが分散したことで
南相馬のボランティアに訪れる人が激減し
深刻なボランティア不足を明かしてくださいました。


本日の作業内容の説明を受けます。
今日は庭木の剪定と草刈り、とのこと。



作業内容から必用な道具を推測し
軽トラの荷台に積んでいきます。
お借りした道具を過不足なく全てお返しするため
持っていく道具の数を書き留めておきます。

現場に到着後、
作業エリアの確認

松本センター長自ら
お手本を見せてくださいました。

作業手順の確認
苅り払い機が使える人は背の高い草を苅り
それ以外の人は手鎌で草刈りです。

KY(危険予知)活動で
想定しうる全ての危険行動をあげていき
ケガ、事故0を徹底していきます。

庭木の剪定は
『トリマー』というマシーンを使います。
5年以上手入れできず、
伸び放題となった木を
ワンちゃんの毛を刈るように
綺麗に整えます。

立派な松の剪定もご依頼の中の1つ。
背の高い松なので脚立を使い
全体のバランスを見ながら
カットしていきます。

お昼休み。
今年の7月に原ノ町駅間との運行を再開した小高駅に来ました。

駅近くの『エンガワ商店』でお買い物

地元で作ったお菓子が
ちょっとしたお土産にちょうどいいですね

食後のデザート
こちらも地元産
シュークリームも人気です

みんなで並んで
わいわいお昼ご飯


②へ続く

(作成 R)

*JILCA東北ボランティア情報はこちら
http://www.jilca.org/vola.html

 

活動二日目

昨晩泊まらせていただいた施設で
今日はマッサージ&カフェ部隊の一部が
活動します。


もう1チームは
JILCAバスで気仙沼市内の仮設住宅へ

途中ちょっとしたハプニングがあり
大谷海岸駅で待機

海のすぐ近くのこの場所には
献花台が設置されていました。

みんなで犠牲者の方の
ご冥福を祈ります。



こちらの仮設住宅は
開始早々たくさんの住民の方にお集まりいただきました✨



ハンドマッサージ
全身マッサージはいらないから
ハンドだけ、というかたもいました。

手相診断
よくあたる!と大人気です


皆さんとても仲良しで
復興住宅に行かず
ずっとここにいたい!
とおっしゃっていました。

復興住宅に移り住んだ人は
また新たなコミュニティの形成
をしなくてはなりません。

仮設住宅の集会所のように
みんなで集まる場所もありません

長かった仮設での窮屈な暮らしの
終わりが見えてきたからか
限られた時間一瞬一瞬を
皆さんで大切に過ごしているように
感じました。



一方その頃、ガテン部隊は
山あいの仮設住宅にやって来ました。

刈り払い機の登場です

先ずは海に向かって黙祷から

仮設住宅を出られる方が多くいる一方で
仮設住宅の敷地の広さは変わらず
自分の家の前だけやっていればいい
というわけにいかず
ご高齢の方が多いとなれば
ボランティアの出番です!

短い時間でしたが
たくさん刈りました


あっというまに午前中の活動を終えて
一行は南三陸町へ


南三陸さんさん商店街へ
やって来ました。

お昼ごはんにしまーす

南三陸さんさん商店街名物
キラキラ丼❗
年4回メニューが更新され
商店街のそれぞれ店舗が一つのテーマに
沿った丼を提供します。

この時期は
キラキラウニ丼❗✨✨✨✨

保存料の入っていない生ウニの美味しさは
絶対ここでしか味わえません❗

お腹も満たされ
心もほっこり
帰ります。



震災から5年が経ち
被災地を取り巻く環境は
少しずつ変化していっています。

それでも、未だつらく厳しい中
前向きに生きようと
している方がたくさんいらっしゃいます。

全ての仮設住宅がなくなるのは
まだまだ先の事

周りの人が少しずつ転居されるなか
待ち続ける人の寂しさははかり知れません

JILCAはこれからも
住民の方、お一人お一人に寄り添った
活動を続けていきます。

仮設住宅が全廃するその日まで





今回も心優しい最強のメンバーが
集まったツアーでした。

参加された皆さん、ありがとうございました。

また、ツアー催行に向けて
ご協力くださった、全ての方に
感謝申し上げます。

ありがとうございました!

(作成 R)

*JILCA東北ボランティア情報はこちら
http://www.jilca.org/vola.html
マッサージ&カフェ部隊は
気仙沼大島での活動。

大島の仮設住宅3ヶ所のうち、
2ヶ所は
今年の5月にほとんどの住民の方が
公営住宅や住宅再建しお引っ越し。

今回は高台移転の時期を待つ住民の方が
多く住む休暇村仮設と、
仮設住宅ができる前、避難所時代に
JILCAがお世話になった
大島公民館での活動です。

大島公民館での活動は
2階の部屋を使わせてもらいます。

2階へ行くには階段を昇る必要があります。
エレベーターはありません。

足の悪い方は昇るのが大変です。
果たして皆さん来て下さるか、
不安がつのります。。。



心配していたのも束の間、
かつて仮設住宅の談話室で
マッサージをさせていただいた方々が
部屋に入ると既にお待ちかね。

皆さんJILCAのマッサージを
楽しみにしてくださっていました。

入り待ちしてくださっていた方々がお帰りになり
穏やかな時間が流れます。

今日はちょうど
ウニの開口日だそうです。

開口日とは、年に数回ウニを採っていい日で
皆さん朝からウニを採って
殻からウニを取り出すのに
大忙しとのこと。


JTさんは書が趣味
インスピレーションで沸いた言葉を書にしたためて
住民のみなさんにプレゼント

こちらもJTさんの作品
「愛」の中によーくみると
平仮名で「じるか」
JILCAは愛でできています

大島の民話に詳しく、
JILCAがお邪魔すると
いつも有難いお話を聴かせて下さるかたも
来て下さいました。


午前中に来てくださった方が
午後もいらしてくださったりで
常にどなたかがマッサージを受けている状態

気がつけば、帰りのフェリーの時間
危うく、帰りのフェリーに乗り遅れるところでした。

住民の方に送っていただき、なんとか危機回避!
ありがとうございました! 


それぞれの部隊が
それぞれの地で
色んな活動を終えて再集合

ここからは、自由時間です

お風呂に入ってさっぱり

港町ならではの
新鮮な魚介類をふんだんに使った
美味しい料理

愉快な仲間と楽しいひととき
JILCAの活動は
やるときはやる!
楽しむ時は楽しむ!
がモットーです


今夜の宿泊場所に到着後
全員集合のお疲れ様会
みんなで乾杯!

ドライバー部隊見習いのTさんは
気象予報士の資格をお持ちです。

お天気部隊として
明日の天気予報の発表です。


明日の天気も晴れ❗☀
明日も頑張ります❗✊

③へ続く

(作成 R)

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http://www.jilca.org/vola.html
マッサージ&カフェ部隊とお別れしたガテン部隊は
陸前高田市での活動です。


今日の現場、古川沼にやって来ました。

陸前高田市では、今なお200名以上の方が行方不明です。

沼の底に眠っているのではないか?という帰りを待ち続けるご家族の要請で、
大船渡警察署、陸前高田市、ボランティアセンターが連携し、行方不明者の手がかりとなる遺留品捜索のお手伝いです。


沼の周辺などの地表を30㎝~1mほど掘り出し、

土の中に瓦礫、思い出の品などがないか確認します。

繊細な作業で、有力な手がかりは見つからず、
暑さに心が折れそうでしたが、
ひたすら探しました。






この場所には、どなたもいらっしゃらなかった。
とわかった事が、
この活動を前進させる気がします。



活動終わり、
今回もボランティアセンターの皆さんが
お見送りしてくださいました。


気仙沼へ向かうバスの中で
奇跡の一本松の傍を通りました。

盛り土や、道路整備がされるなか、
超大型のベルトコンベアは姿を消していました。


③へ続く

(作成 R)

*JILCA東北ボランティア情報はこちら
http://www.jilca.org/vola.html
JILCA気仙沼号、活動報告です!

今回もベテランさんから初めて東北に行くという人まで、老若男女たくさんの方にお集まり頂きましたー爆笑


横浜~東京駅出発後は、オリエンテーション、自己紹介を交えながら、JILCAバスは北へ進みます。

「動くマンション」と呼ばれるほど、JILCAバスの乗り心地は定評があります。

安全第一の運転はもちろんの事、
フロントガラスから差し込む光を遮断できるように、手作りのカーテンを設置するなど、
ドライバー部隊のきめ細かな心遣いがぐっすり眠れる秘密なのかも知れません。
※写真はクルクル丸まった状態


途中の休憩で立ち寄ったコンビニにて。
朝陽が昇るのが早くなりました☀

宮城県の気仙沼市に着きました。
港周辺でお菓子の仕分けから。
みんなで持ち寄った飲み物やお菓子を
活動する場所の数の袋に分けます。

マッサージ&カフェ部隊は
フェリーで25分の気仙沼大島へ

こんなにたくさんお出迎えに来てくれました❗




②へ続く

(作成 R)

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