活動2日目の朝
青空が拡がります。
大谷海岸駅に寄りました。
津波で流されて以降、電車は通っていません。
ホームに設置された献花台に手を合わせます。
道路や建物がどんどん造られていくなか
あの日を振り返る場所があるというのは
あの日を忘れないという意味でも必要な場所のような気がします。
今日のガテン部隊は
仮設住宅にお住まいの方のお手伝い。
手の届かない高い場所の掃除や
花が咲き終わった花壇の片付けをしました。
マッサージ&カフェ部隊は
今日も大盛況です
すでに引っ越しされた方もいらっしゃり
お互いの近況を報告。
引っ越しした人も、してない人も、
様々な悩みを抱えながら生活しています。
それでもこうして楽しく笑いながら話せる
人がいる、場所があるって、いいですね。
Kさんはベトナムコーヒーとチャイて
多国籍なカフェを演出
マッサージ&カフェ部隊もう一ヶ所は
山の中腹にある仮設住宅です。
この日は定期的に訪問している
医療支援チームと一緒に活動します。
車を運転できない住民の方は
買い物に行くのも、病院へ行くのも一苦労です。
ちょっとの不調では病院へ行けない方々にとっては
たまに来るマッサージや医療支援が重要な役割を果たしています。
活動はお昼までですが、
午後に行われるパーティー(新築祝い、お別れ会、忘年会等)の準備のお手伝い。
料理を教わりながら民生委員をしている
というリーダー的存在の女性から
今まで住民の方へどんな支援をしてきたか
話してくださいました。
それは民生委員の役割の範疇を越え
自分の身を犠牲にしてでも
住民の方の為に働いていたそうです。
彼女がいたから助かった命があった。
壮絶な現実がそこにはありました。
(作成 R)
*JILCA東北ボランティア情報はこちら
http://www.jilca.org/vola.html