7/20~7/22、牡鹿半島で活動をしてきました。


出発数日前までは、都内で猛暑日を記録するほどの暑さ。

暑さにひぃひぃ言いながら準備したものの、現地に着いてみると、、、、 さ、寒い!!

ちょうど涼しくなった時期、ということもありますが、東北の早朝の寒さは予想以上でした。

なんでもこの日、牡鹿では「低温注意報」が出されていたとか。


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~


そんな寒さの中、朝の7時から仮設で使うお菓子の仕訳を行っていると、一人の女性が寄ってこられました。


「あんた達、今日、どこで活動するの?」

「8時半から進水式やるから、見に来なさいよ」

「一生に一度見れるか見れないかのイベントだから、ね。 男のロマンよ!」


・・・そう言われたら、見に行かないわけには行きません。

この機会を逃してなるものか!


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~


そんなわけで、急いで港に直行しました。

そこで待っていたのは、大きな漁船。

なんでも、震災で一度海の底に沈んだものを引き上げ、

北海道で修復し、

1年以上かけてようやく持ち主の元に戻ってきたそうです。

とても立派な船でした。


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~


たくさんの人に見守られる中、

神主さんがお祓いをし、

多くの大量旗に囲まれて、、、


おもち投げ!!


そして、どこからか、女性がやってきました。


「あんた達、くじら肉、食べたこと、ある??」


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~


そうして差し出してくださったのは、くじら肉のお刺身。

お肉と皮の部分をセットで食べるのがよいらしく、ちゃんとセットにしてくださっています。

もちろん、ご丁寧に、お醤油付。


そして別の場所からは 「こちらもどうぞ!」


でてきたのは、アワビの刺身。


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~


「私たちはいっつも食べてるから、もう、いいの」


と言いながら、どんどんとふるまってくださいました。 ありがたい~。。。!


そんなわけで、嬉しいハプニングによりいきなり朝から贅沢なものをいただいてしまった牡鹿号のスタートでした。


ではでは、活動のご報告をさせていただきたいと思います。