JILCA ~東日本大震災 ボランティア~

前回、山田町を訪問した際に、「絵手紙の描き方を教えて欲しい」というご要望を受けました。

仮設での暮らしにも慣れ始め、1年を経て少しづつ気持ちの整理もつきだしたところで、

これまでお世話になった方々にお礼の手紙を送りたい、とのことでした。

募る想いを文字にしたためきれないこんな時は、絵手紙がよいのかもしれませんね。


絵手紙の専門家でご参加いただける方がいればよかったのですが、あいにく見つからず。


でも、JILCAメンバーは全力を尽くしました。


ある者は地元の絵手紙教室に通いテクニックをマスターし、

ある者は大量に本を買い込んで、やり方を研究し。

おかげ、なんとかご要望にお応えすることができました!


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~


今回、絵手紙教室の前に、ちょっとした試みをしてみました。


それは、「お散歩」。


被災後、身体を動かさなくなった、という方が非常に多くいらっしゃいます。

高齢者は足腰を使わないと、一気に老化が進んでしまいます。

なんとかならないかな、、、という中で登場した「お散歩」企画。


普段からご自分で歩いておられる方も多いだろうので、どうかな・・・?とは思いましたが、、、

思いのほか、大盛況!


ちょうど寒さが続き家に閉じこもりがちになっていたせいもあるとは思いますが、みなさんのお話をお伺いすると、

「坂が多いし、一人なので、万一なにかあった時に周りの方に迷惑をかけるのでは、と怖い」

「全然知らない土地なので、一人で歩くのが怖い」


高齢者の独り暮らしは、こういう問題にもつながってくるようです。


春が来て、山菜が取れ始める時期だったこともあり、みなさん、ふきのとうやわらびなど、、、都会のメンバーからするとうらやましいようなものを次々と収穫して歩かれました。

こうしてどこになにがあるかがわかってくると、次からは自分で歩くのも楽しみになりますね!


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~


こうして収穫した山の幸を題材に、絵手紙を描いていきます。

その腕前や、、、 中には、非常に上手な方もおられ、逆にメンバーが感嘆の声をあげるほど。

もちろん、中には「絵が苦手」という方もおられるので、そんな方のために、メンバーがシールを切り貼りして絵手紙をつくれる準備もしてきました。

一人でも多くの方に楽しんでいただきたいですもんね。


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~

「絵手紙を描いても、出す相手がいない・・・・」

という方には、

「じゃぁ、私と交換しましょう!」

と、住所交換をするメンバーも。

こうしたことをきっかけに、末永いおつきあいができるといいですね。


絵手紙教室は絵を描くこと、心の底の想いを言葉にすることも大切ですが、

これを機に季節の移り変わりを実感し、

外に目を向けるようになっていただくためにもよいように感じました。


これからも折を見て開催していきたいと思います。


JILCA ~東日本大震災 ボランティア~