ネルソンから、半月ぶりのブレナムへ。
実は、ネルソンからブレナムに向かう道がちょっと苦手。
山の中をかなりきついカーブでぐねぐねと行くので、ふだんは車酔いに強い私でも、ちょっと体調が悪い時に乗ると気持ち悪くなります。
前に自分で運転した時でさえ、遠心力でちょっと気持ち悪くなりました。
しかしながら、ブレナムに向かっていくのももう最後になるのかぁと感慨深く乗っていきました。
私が働いていた時にはまだ若芽しかなかったワイン畑もすっかり青々として背が高くなり、鳥避けのためか、ネットをかぶっていました。
ブレナムでは、お友達のSさんにスーツケースを預かってもらっていて、それを取りに伺い、一泊させていただきました。
お土産に買って行ったパタゴニアのチョコレートは、ビターで、甘すぎずおいしかった!(日本に持って帰った分はちょっと溶けていたw)
その晩、Sさんご夫婦にタイレストランに連れて行ってもらったら、バッパー住まい時の友達・ドイツ人ガールズが働いていて、びっくり。
年末にブレナムを出て行くといっていたので、てっきり違うところで働いているのかと思ったら、戻ってきていた模様。嬉しい再会でした。
Sさんは次の日も朝からお仕事だったので、早朝にお見送りとお別れをした後、お昼に出るバスの時間までひとりでブレナムを見納めにぶらぶらしました。
ブレナムの見所なのか、絵葉書になっていたりするセイモアスクエア。そこまで大きくないけれどきれいな公園です。
前の晩にSさんたちと見にきたら噴水が色とりどりに輝いていた。色とりどりにしなくてもいいのにねぇ、という感想。笑
真ん中にそびえる塔は、第一次世界大戦の兵士のメモリアルモニュメント。形は違えど、NZの各市町に必ずと言っていいほどあります。
いつも散歩していたテイラー川。あまり遠くまで行くと遅くなるので、いつもと違う方へ少しだけ歩いてみたり。
今頃はこのドングリも茶色くなったかな。
お昼に、Sさんのご主人に車で送ってもらいバス停へ。
ピクトンに向かい、ピクトンから北島に渡るフェリーに乗ります。
Sさんご夫婦はとても親切で、ブレナム来て早々からずっと、しょっちゅうお世話になっていて、なんだかもうしばらくは会えないのだと思うと不思議な、寂しい気持ち。。。
さてピクトンから、今回はインターシティバスの系列、インターアイランダーのフェリーを利用しました。
他にもフェリー会社がありますが、今回はインターシティのパスが使えるのでこちらを利用。
飛行機と同じようにチェックインのカウンターでスーツケースを預け、手荷物だけ持っていきます。
自由席を確保してデッキをウロウロ。出発時間になってもなかなか出発しないのがニュージーランド笑。
定刻を2、30分過ぎてからようやく出発したフェリー。
遠ざかっていく港。海側からピクトンを見たのは初めて。
NZに来てから半年暮らした南島を、完全に去るのだとしみじみ感じてセンチメンタルになりました。
クイーンシャーロットサウンドと呼ばれる、入り組んだリアス式海岸を抜けて首都ウェリントンを目指します。
天気はあまり良くなく、曇っているし風が強くてめちゃくちゃ寒かった。本当に夏かね。。。
特に上の展望デッキにいるときはまっすぐ立つのがやっとなほどの強風。
クイーンズタウンのお土産物やさんで買った、ぶらぶらするピアスをしていたので、ピアスごと耳がもげるかと思いました。
デッキにいる間は、Kiwi愛用のカトマンドゥのウインドブレーカーをフードまですっぽり被ってしのぎました。
夏なのに、ウインドブレーカー大活躍です。クリスマスセールの時に半額で買って、この2ヶ月で元は取れたと思う笑。