マラソンの札幌実施変更計画

都知事はオリンピックの変更を事前に知らなかった、という問題が浮上しつつある。

 

https://blogos.com/article/413919/

PRESIDENT Online
2019年10月29日 19:15
このままマラソンを「札幌開催」としていいのか

『都知事にすら知らされなかった「札幌開催」

10月16日、国際オリンピック委員会(以下IOC)のトーマス・バッハ会長により「東京五輪のマラソン・競歩の開催地を札幌に変更した」との発表がなされた。私はもちろん、ホストシティ東京のトップである小池百合子都知事にすら何も知らされていなかった。青天の霹靂(へきれき)とはまさにこのことだ。』

『「東京」以外の人間は1週間前に知っていた?
組織委の武藤敏郎事務総長から都に連絡があり、小池知事が初めて知ることとなったのがIOC発表の前日、10月15日。IOC調整委員会のジョン・コーツ委員長からの催促がきっかけだった。催促の内容は「札幌で調整しろ」とのこと。ではこの要求はいつからされていたのだろうか。
組織委は10月8日に、10日から解禁のはずだった五輪チケットの2次抽選販売を無期限延期にしている。理由は明かされないままだが、この頃すでにIOCから話は入っていたと思われる。実際、森会長は10月9日に安倍晋三首相と、10日には橋本聖子五輪相、そして札幌市の秋元克広市長と会っている。ここで札幌案の話がされていたと見るのが妥当ではないか。
しかしなぜか小池知事には何も伝えられないまま、なぜか一週間もの間に何の手も打たれないまま「10月16日」を迎えたのである。』

 

・・・え?

主催者の都知事に知らせずに決定だけ伝えてよい、とはいかないと思われる。

 

で、仮に国が全部負担するにしても・・・それは、国民全部の負担となるわけである。

先に話し合っておけば、都の負担にも合理性が出た可能性はあるのだが・・・。西日本は関係ない、とは複雑な・・・

 

仮に事前に話があったのに都が知らないならば、都は払う義務はない話である。

しかし、オリンピックは、東京でかなりのお金が投入される話である。そのうえ、約数百億円が別途札幌に投入となると・・・国民の負担はさらに増えるわけである。で、これが先例となり、さらに同じことが繰り返されれば・・・。西日本はやってられないな。

 

言ってよいのかなぁ?

 

国の負担で西日本にも競技の一部をよこせ(怒)

 

無論、大阪に万博が来るので帳消しなのかもしれないが・・・(苦笑)

沖縄とか辺野古の代償に要求していいのかしら

 

そう感じてしまう。

 

ただ、IOCの熱中症対策は理解はできるし、それより気になるのは、水泳などの水質の問題である。

・・・なんとしても選手は大切にしたいものだ。

 

マラソンを最終日に札幌案は、スケジュール的に厳しいとの指摘もある。

仮に、札幌でするにしても、東京の午後のパレードは無理があるだろう。

 

どうせさらにどんちゃん(ワヤ)やるだろうし、予備費は誰かが負担すると決まっているし、それを国が負担する・・・この際已む得ないにしても、「当日の選手」を大切にしたオリンピックを心掛けてほしいと思う。

 

札幌で競技 → 東京でパレード → 閉会式にメダル・・・酷い。

 

パレードは、閉会式後(翌日)東京 でよいのではないか。

 

しかし、この教訓は、特に地方は、かなり肝に銘じる必要があるだろう。手遅れかもしれないが・・・。