最近、少し、オンラインゲームに関しての話を聞いた。
そこで、ふと思った事がある。
どういうゲームなのか・・・
1、サーバーがいくつかにわかれている
2、全年齢
というものである。一般的らしい。
この中で、
3、サーバー間の引っ越しはできない
4、サーバー間が過疎化していても、調整するかどうかは運営の自由
5、ゲームの仕様の中で、ゲーム内の金をどう決めているのか不明瞭な点がある
というわけである。
日本国内では、日本銀行がお金を大まかに管理している。
また、通貨の流通量等は統計で一応分かるわけではある。
旧日本軍などのように、軍票等無ければ・・・。
また、高度情報化時代の問題点ではないが、情報閉鎖等が無ければ・・・。
ところが、オンラインゲーム内では、通貨の流通量等は、公表されているわけではない。
特に、情報の開示があまりないオンラインゲームでは、共通のルールが分からない点もある。
そこで、
Aさんには、金を換金場所にもっていくと、金100
Bさんには、金を換金場所にもっていくと、金10
ということが、考えようによっては容易に出来るわけである。
それは、どのオンラインゲームにもつきまとう問題点なのだろう。
また、もうひとつ、
オンラインゲームの参加者は身分証明書が無い限り、本来不明である(ID数は分かる)
という点もある。
つまり、お金を持っていれば、『複数のID』を『ひとりの個人』が持ち、運用する事も可能なのである。
さらにいえば、『複数のID』に『資産分散』する事も可能なだけでなく、『捨てハン』と呼ばれる『あるID』による妨害行為も、簡単に可能となるわけである。
これが、つまり、『捨てハン』が『人間』だとすれば、どうなるか。
『暴力団』の世界では『鉄砲玉』というのがそれにあたる、と言われていたが、そうではなく、『構成員外』の『一般人』に『無意識に鉄砲玉をやらせる』ようにみせかける、ということも、可能となっていくわけである。そして、高度情報化社会では、クラッキング(ハッカー)により、経費は無料で・・・
さらに、『ID』など『乱発も簡単に可能』であり、『消除も簡単に可能』、さらに『AI化』も可能であれば、人がいらない『仮想経済』が成立するわけである。
・・・まさに、このオンラインゲームではないか。(汗)
なお、こういうオンラインゲームは日本国内に存在する。
サーバー間の移動の自由、が約款上も、保証されていないため、結局のところ、新しくキャラクターを作り直す必要にかられるだけでなく、仮にそこでレベルを高めたとしても、その間に、サーバーの様子が変われば、それに合わせる必要が出てくるため、
リスクが高すぎ **くん
みたいな、どこかのCMの文言のような話に陥ちいるのである。
このようなゲーム、私ならどうするか。
1、サーバーの移動の自由を認める。その後、過疎サーバーだと判断した時点で、閉鎖予告を最低6カ月程度出し、閉鎖する。
2、今までのキャラクターをまとめてもらうキャンペーンをひらく。
3、自動AIが介在できないような仕様に少しずつ変更する。
というものである。
無論、これは、一案であり、ゲームや参加者をどう考えるかによって、いろいろ異なるのではないか。
たとえば・・・
1+、レベルごとに入れるサーバーを変える。
というケースもあるだろう。
そして、それは、運営さんのセンスの問題、ということになるのではなかろうか。
なお、利用者にはいろいろな人がいる。その点、尊重する豊かな社会にしたいものである。