NGT問題で山口氏がNGTから卒業して一夜明けた。

 

いろいろ思ったのであるが・・・はっきりしている事はひとつある。

 

まずはステージでの歌とダンスの充実を

 

ということである。

 

誰誰が何々とどうのこうの。

 

と言う前に。

 

日本において、アイドルの不倫や熱愛での問題感が薄くなったのは、とりあえず、アイドルが、高度情報化社会の中で、『純粋さ』から『労働・プロ』というアイドル業として一般に認識され始めた、ということではないだろうか。

 

また、NGTを含むAKBが、ステージでの歌とダンス(とパフォーマンス)の充実、という明確な課題があるなかで、今回の問題は、それに著しく影響し、さらには、日本の、労働?就業?経営?問題、という社会問題に発展しそうな問題だったわけである。

 

ただ、一般紙になかなか記事にされない、行政が動かないのは、あくまで芸能、あくまでパフォーマンス、という認識の中で終わってしまったからだろう、と思われる。ただ、これについては、未だ眠っているのではないか、別の世界のもの、という感覚も出てくるのかもしれない。

 

今の日本は、年金問題を見ても分かると思われるが・・・

 

自営業者

サラリーマン

の垣根がある。

 

自営業者は、国民年金だけであるが、サラリーマンは厚生年金が+され、企業が半分支払う体制である。

そして、サラリーマンは、70歳以上でも年金を支払え、という方向性に向かおうとしている。サラリーマンは、企業からの支払いのため、とりっぱぐれが無いから、でもあるのだろう。

 

個人的には、自営業者でも収入がかなりある者は、国民年金に+して、国民年金基金への強制加入を求めたいわけであるが、議員さんたちは自営業者であるため、また、年金に不安を抱く自営業者が、投資信託や株等の方が良いから、などと、そのような考え方を否定するかもしれない。そもそも、自分たちの資産を確保したいのは、誰もが同じである。ただ、これをしないと、自営業者の収入が落ちた時、生活保護支給と言う課題で、財政の状況が今以上に厳しくなるのではないだろうか。

 

・・・と言う考え方について、どう思われるのであろうか。

 

こんな事を書くと、山口氏が懸念した・・・

 

https://www.sankei.com/affairs/news/190422/afr1904220002-n1.html

「『いまは加害者』と言われた」「アイドルできる場所なくなった」 NGT山口さんが卒業
2019.4.22 07:02社会事件・疑惑
NGT山口さん暴行事件 産経新聞
 

そう、「アイドルできる場所なくなった」という話になるのではないか、とも思うのだが・・・最近のワイドショーが、芸能人の・・・痴話げんか的な話を超えて、労働問題的な、芸能人出身の労働審判員(※裁判のしくみで、労働審判員とは、労働審判における民間出身の判定員であるが、それをイメージしたもの)による、自分たちの権利についての発言をさらに強くし始めている点から言っても、やはり、『令和』においては、テレビ等の配信で変革が起きていくのではないか、そう思えてしまうのである。

 

そのテレビ改革としては・・・やはり、番組に本人たちに出演していただき、芸能人の労働審判?、ADR?(裁判外紛争解決手続)でも取っていただいた方がよいのではないか。とまで思ってしまう訳であるのだが・・・(今までも、そういう一面があったのでは?)

 

それはともかくとして、ダンス系芸能グループの関係者(ファンを含む)の方へのお願いとしては、まず祖業を大切にしてほしい、とは思ってしまう訳である。(いきなり押しかけ、実質、顔を傷つけるのは・・・※報道による)

 

出張所なのに話が長い?

すみません。ただ、ここまで書かないと伝わらないのかも・・・と。