10月16日(土曜日)13時30分~、群馬県前橋市の県公社総合ビルにて
事件や事故に巻き込まれた被害者への支援の仕方を考える
「被害者支援シンポジウム」が開催されました。
主催 NPO法人被害者支援センターすてっぷぐんま
群馬県
共催 群馬県警察本部
このシンポジウムには当会の小林賢二代表幹事が参加し講演。
まず「被害者遺族の思い」として、事件当日~これまでの感情を話し
事件直後、どれだけ周囲の友人に助けられ支えられたかを振り返りました。
次に、「時効廃止への道のり」として、これまでの活動をお話ししました。
その中で
「時効撤廃は犯人逮捕への第一歩。意義は大きいが、
被害者の究極の目標は真相究明だということを理解してもらいたい」
と述べ、全国の皆さまへ署名活動への参加の御礼と共に
事件解決へ向けて、各事件に関心を持ち犯人逮捕に繋がる情報提供を
していただくことも被害者の支援になるという考えをお伝えしました。
講演後はパネルディスカッションがあり、テーマを
「あなたに知ってほしいこと、あなたにできること」とし、
精神科医師・弁護士・被害者支援センター相談員の方々と共に
会場を含めて活発な議論が行われました。
満員(300人)となったホールの聴衆の中には涙ぐむ方もおり、
殺人事件被害者遺族が事件後にどのような思いを抱き、活動するのか。
また、どのような支援・サポートが必要なのかをご理解いただいたと感じております。