『年中夢求』『人生は最期を迎えるまで、志半ばである』

週三日人工透析治療中の

自己内観カウンセラー・生年心理統計学マスターコーチの

聖咲洸介(ひじりざき こうすけ)です。

 

 

自己内観カウンセラー

「今日は『ツァイガルニク効果』という心理現象についてお話ししたいと思います。

『ツァイガルニク効果』は、未完了のタスクや物事が記憶に残り、

やる気を引き出す要因となる現象です。

あなたは最近、仕事や生活の中でどんなことが気になっていますか?」

 

クライアント

「最近、やるべきことが多すぎて、なかなか全部を終わらせることができません。

途中で放り出してしまうことが多くて、それがまたストレスになっているんです。」

 

自己内観カウンセラー

「なるほど、それは『未完了のタスク』が原因でプレッシャーやストレスを感じているかもしれませんね。

 

『ツァイガルニク効果』では、未完了のことが頭に残ってしまい、逆に気になることで集中が妨げられることがよくあります。

 

例えば、料理を作っている途中に他のことをやらなければならないと、料理がちゃんとできるかどうか、気になって落ち着かないことはありませんか?」

 

クライアント

「ありますね!

以前、料理をしていたときも、準備の途中で電話がかかってきたりすると、

その後の作業に集中できなかったことがよくありました。」

 

自己内観カウンセラー

「そうです、それが『ツァイガルニク効果』の一例です。

未完了のタスクは脳に強く残るため、完了するまでずっと意識してしまいます。

しかし、この効果を逆手にとって、やる気を引き出すことも可能なんです。」

 

クライアント

「それはどういうことですか?」

 

自己内観カウンセラー

「例えば、タスクをすべて終わらせるのではなく、あえて少し未完了のままにしておくことで、そのタスクが気になり、やる気が続くことがあります。

 

料理の例でいうと、下ごしらえを終えて炒める段階に進む前に少し休憩を取ると、『早く続きをやりたい』と思って、再び調理に戻るモチベーションが高まることがありますよね。

これが『ツァイガルニク効果』を活用したやる気の引き出し方です。」

 

クライアント

「確かに、一旦区切ることでやる気が戻ることがあるかもしれません。

でも、逆にプレッシャーが増えてしまうこともありそうです。」

 

自己内観カウンセラー

「その通りです。

未完了のタスクが多すぎると、『ツァイガルニク効果』が逆にストレスや不安の原因になることもあります。

そこで、タスクを細分化して、一つ一つ確実に終わらせていくことが大事です。

 

料理で言えば、まずは前菜を作り終え、それから次のメインディッシュに取り掛かるように、少しずつ完了させていくんです。

 

そうすれば、未完了のプレッシャーは軽減され、達成感を得ながら進められます。」

 

クライアント

「なるほど、一つずつ片付けていくことで、気持ちも楽になりそうです。

でも、どうしても大きなタスクになると、どこから手をつければいいのか

分からなくなってしまうんですよね。」

 

自己内観カウンセラー

「その場合は、『優先順位』をしっかり決めることが鍵です。

 

料理でも、時間がかかる料理は早めに準備を始めますよね。

同じように、大きなタスクを分解し、まずは手軽にできる部分から着手することで、次に進むためのモチベーションを確保することができます。

また、少しでも手をつけたことで『未完了』が頭に残り、

続きに取り掛かりたくなる気持ちも自然に湧いてきます。

 

クライアント

「そうか、最初から完璧にしようとするのではなく、

少しずつ進めていくことがポイントなんですね。」

 

自己内観カウンセラー

「その通りです。

そして、タスクを終えたときにはしっかりと自分を褒めて、

達成感を味わうことも大切です。

 

料理でも、最後の仕上げをしてお客様に提供したときの満足感は格別です。

 

それと同じように、自分のタスクを終えた瞬間をしっかり感じることで、

次へのエネルギーに変えることができます。」

 

クライアント

「分かりました。

『ツァイガルニク効果』を活かして、未完了の力を上手に利用しつつ、

一つずつタスクを終わらせていくようにします。

少しずつ前進していけば、プレッシャーも減るはずですね。」

 

自己内観カウンセラー

「そうですね。

焦らず、確実に進めることで、『ツァイガルニク効果』を味方にして

やる気を保ちながら、タスクをこなしていきましょう。

 

これからも、自分自身のペースで前進していけば、きっと良い結果が得られるはずです。」

 

 

まとめ

 

『ツァイガルニク効果』は、未完了のタスクが完了したタスクよりも

強く記憶に残り、その結果、やる気や集中力を引き出す心理現象です。

 

しかし、未完了のタスクが多すぎると逆にストレスやプレッシャーを感じることがあります。

 

そこで、タスクを細かく分解し、『優先順位』をつけながら一つ一つ確実に完了させていくことが大切です。

 

達成感を得ながら少しずつ進めていくことで、『ツァイガルニク効果』を上手に活かし、日々の生活や仕事におけるやる気を維持することができます。

 

 

 

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