『年中夢求』『人生は最期を迎えるまで、志半ばである』

自己内観カウンセラー・生年心理統計学マスターコーチの

聖咲洸介(ひじりざき こうすけ)です。

 

 

今日は、「変えようのない過去を引きずらない」というテーマについて、心理学的な視点からお話したいと思います。

 

まず、過去を引きずるということは、過去の出来事や経験によって生じた感情や思考が現在の自分に影響を与えることを指します。

例えば、過去に失敗したことがあると、その経験から「自分にはできない」「価値がない」という否定的な信念が生まれることがあります。

これが過去を引きずるということです。

 

 

クライアント

「『過去を引きずる』ことがいけないとはわかっているけど、どうしたらいいんですか?」

 

自己内観カウンセラー

「まず大切なのは、過去の出来事や経験を客観的に見ることです。

過去の自分に対して怒りや悲しみを感じることは自然なことですが、その感情を受け入れて、その出来事があったという事実だけを受け入れることが大切です。

 

さらに、過去の出来事はあくまで過去のものであり、現在の自分とは別物だということを理解することも重要です。

過去の失敗やトラウマが現在の自分を定義するものではないということを自分に言い聞かせることが必要です。」

 

クライアント

「でも、過去の経験が今の自分に影響を与えている気がします。

どうすればいいですか?」

 

自己内観カウンセラー

「過去の影響を断ち切るためには、その出来事や感情に向き合い、取り組むことが必要です。

過去のトラウマや否定的な思い込みは無視しても消えることはありません。

そのため、自分自身と向き合い、認め、癒していくことが大切です。

 

例えば、過去に恐ろしい出来事があった場合、その恐怖や痛みに向き合い、それを表現することで消化していくことが有効です。

感情を押し殺したり、避けようとすることは逆効果です。

過去の感情を受け入れ、解放することが自己成長につながります。」

 

クライアント

「なるほど、自分自身と向き合い、感情を受け入れることが大切なんですね。

そのためにはどんな方法がありますか?」

 

自己内観カウンセラー

「感情を受け入れ、解放していく方法は人それぞれですが、例えば心理療法やメディテーション、アートセラピーなどが効果的な手段として挙げられます。

自分に合った方法を見つけることが重要です。

 

また、過去の経験が自分を成長させたというポジティブな側面にも目を向けることが大切です。

過去の失敗や苦難があったからこそ、今の自分があると考えることで、過去をポジティブに捉えることができます。」

 

クライアント

「なるほど、過去の経験が成長につながっていると考えることで、過去をポジティブに捉えることができるんですね。

自分に合った方法で感情を受け入れ、解放していきたいと思います。」

 

 

まとめ

過去の過ちやトラウマが現在の自分を縛ることはありません。

過去を客観的に見つつ、感情を受け入れ、自分自身と向き合うことで、過去をポジティブに変容させることが可能です。

自分に合った方法で取り組んでみてください。

過去を引きずらず、前向きに未来に向かって歩んでいきましょう。

 

 

今日1日を少しでもあなたが心地よく穏やかに笑顔で生きられるヒントになれば

嬉しいです☺️

 

今日もあなたを応援してます📣

ありがとうございます。