『年中夢求』『人生は最期を迎えるまで、志半ばである』
自己内観カウンセラー・生年心理統計学マスターコーチの
聖咲洸介(ひじりざき こうすけ)です。
今回は心理学の中でも重要なアプローチである『ファネルアプローチ』についてお話ししていきたいと思います。
『ファネルアプローチ』は、クライアントの問題を取り上げる際に広範囲から具体的なポイントへと絞り込んでいく方法です。
自己内観カウンセラー
「今日はどのようなお悩みがありますか?」
クライアント
「最近、仕事のストレスからうつ病にかかってしまいました。
どうしたらいいか分からず、困っています。」
自己内観カウンセラー
「それは大変ですね。
まずはそのストレスの原因を探りましょう。
仕事に関することだけではなく、生活の中でのストレスも要因になっているかもしれませんね。
具体的に何が辛いと感じていますか?」
クライアント
「仕事と家庭の両立が難しく、プレッシャーを感じています。
特に上司とのコミュニケーションがうまくいかないことがストレスの一因かもしれません。」
自己内観カウンセラー
「なるほど、その上司とのコミュニケーションに焦点を当ててみましょう。
何がうまくいかないのか、どのような面で問題を感じていますか?」
『ファネルアプローチ』は、このようにクライアントの抱える問題を広い視点から徐々に具体的な問題に絞り込んでいく手法です。
こうすることで、クライアント自身が問題や解決策について深く考えるきっかけを作ります。
2時間くらいの丁寧なセッションでクライアントさんの
悩みの本質にたどり着くでしょう。
ファネルアプローチについての選択問題です。
1. ファネルアプローチにおいて、何を広い枠から具体的なポイントへと絞り込んでいく方法と言えるか。
A. クライアントの過去のトラウマ
B. クライアントのストレスの原因
C. クライアントの性格や特性
D. クライアントの目標設定
正解
B. クライアントのストレスの原因
解説
ファネルアプローチはクライアントの問題を広い範囲から具体的なポイントに絞り込む手法であり、その際にはストレスの原因を明確にしていくことが重要です。
2. ファネルアプローチを用いたカウンセリングでは、どのような視点から問題を掘り下げていくか。
A. クライアントの家族構成
B. クライアントの趣味や興味
C. クライアントの人間関係やストレス要因
D. クライアントの社会的地位
正解
C. クライアントの人間関係やストレス要因
解説
ファネルアプローチではクライアントが抱える問題を具体的にするため、人間関係やストレス要因などの要素を重視して取り組んでいきます。
3. ファネルアプローチを通じてクライアントが深く考えるきっかけを与えることにより、何が期待できるか。
A. クライアントの問題解決能力の向上
B. カウンセラーとの信頼関係の構築
C. クライアントの過去からの解放
D. カウンセリングの早期終了
正解
A. クライアントの問題解決能力の向上
解説
ファネルアプローチはクライアントが自ら問題や解決策について考えるきっかけを与えることで、問題解決能力の向上を期待できます。
4. ファネルアプローチを通じて、クライアントが自らの問題について考え、気づきを得ることができる要素はどれか。
A. カウンセラーの的確なアドバイス
B. クライアント自身の内省と洞察
C. 他のクライアントとの比較
D. カウンセラーの感情移入
正解
B. クライアント自身の内省と洞察
解説
ファネルアプローチはクライアントが自ら問題について考えるきっかけを作る手法であり、クライアント自身の内省と洞察が重要な要素となります。
まとめ
ファネルアプローチを通じてクライアントが自ら問題や解決策について考えることで、問題解決能力の向上や気づきを得ることができます。
カウンセリングを通じて自分自身と向き合うことで、より健やかな心の状態へと導かれることを期待しています。
お悩みを抱えている方は、ぜひ一度カウンセリングを受けてみてください。
引き続き私のブログをご覧いただき、心の健康に役立つ情報を提供していきたいと思います。
※このブログは心理学の一般的な情報を提供するものであり、個々の事例に応じた具体的なカウンセリングについては専門家にご相談ください。
今日1日を少しでもあなたが心地よく穏やかに笑顔で生きられるヒントになれば
嬉しいです☺️
今日もあなたを応援してます📣
ありがとうございます。