『年中夢求』『人生は最期を迎えるまで、志半ばである』

自己内観カウンセラー・生年心理統計学マスターコーチの

聖咲洸介(ひじりざき こうすけ)です。

 

 

 

心理学カウンセリングのセッションでは、クライアントとの対話を通じてさまざまな問題に取り組んでいます。

今日は、禅語で知られる「三毒」についてお話ししたいと思います。

三毒とは、貪欲、憎悪、無知のことを指し、これらが人々の心に生じる障害となる要因であるとされています。

 

自己内観カウンセラー

「『三毒』とは、自分自身や他者、世界に対して抱く貪欲、憎悪、無知のことです。

これらの感情が心に支配的になると、心の平穏や幸福感を妨げる原因となります。

あなたはこれらの感情についてどのように感じますか?」

 

クライアント

「貪欲や憎悪、無知といった感情は、私たちの日常にもよく現れるものですね。たとえば、買い物に行って欲しいものが手に入らないとイライラしてしまったり、他人の言動に腹が立ったりすることがあります。

それが『三毒』と関係があるんですか?」

 

自己内観カウンセラー

「はい、その通りです。

例えば、買い物で欲しいものが手に入らないとイライラするのは貪欲の感情が現れていると言えます。

そして、他人の言動に腹が立つのは憎悪の感情が働いている可能性があります。

無知という感情は、自分や他者、状況に対して正しい理解ができない状態を指し、誤解や勘違いが生まれることがあります。

これらの感情が強くなると、心にストレスや不安をもたらすことがあります」

 

クライアント

「なるほど、自分の感情が『三毒』に繋がっているということですね。

それではどうすればこれらの感情をコントロールできるようになるのでしょうか?」

 

自己内観カウンセラー

「感情をコントロールするためには、まずその感情が現れた時に自分自身に気づくことが重要です。

自己観察を通じて、例えばイライラや腹立ちが現れた際に、その感情の原因やその感情が自分にどのような影響を与えるかを客観的に見つめることで、その感情に振り回されることなく対処できるようになります。

また、他者や状況を理解するためには、相手の立場や状況を考えたり、深く理解しようとする姿勢が大切です」

 

クライアント『なるほど、感情を客観的に見つめることや他者を理解することが大切なんですね。

自分自身と向き合いながら、他者との関係性も大切にしていきたいです」

 

自己内観カウンセラー

「そうですね。感情を受け止めて、その根源を探ることで、自己成長や他者との関係性の改善につながります。

『三毒』という概念は、日常生活においても役立つ考え方であり、心のバランスを取るための指針として活用できると言えます」

 

 

まとめ

『三毒』とは、貪欲、憎悪、無知のことを指し、これらの感情が心の平穏や幸福感を阻害する要因となることがあります。

感情が現れた際に自己観察を行い、客観的に見つめることで感情に振り回されることなく対処できるようになります。

他者や状況をよく理解することも重要であり、そのためには相手の立場や状況を考える姿勢が大切です。

三毒の概念を活用することで、自己成長や他者との関係性の改善につながることが期待されます。

 

 

三毒についての心理テストです。

 

1. 三毒の中で、買い物で欲しいものが手に入らないとイライラする感情は何に当たるか?

A貪欲

B憎悪

C無知

Dどれでもない

 

答え

A貪欲

解説

貪欲は、自分の欲望に満足できないとイライラしたり不安になる感情を指します。

 

2. 他人の言動に腹が立つ感情は、三毒の中で何に当たるか?

A貪欲

B憎悪

C無知

Dどれでもない

 

答え

B憎悪

解説

憎悪は、他者への怒りや嫌悪などの否定的感情を指します。

 

3. 自分や他者、状況について正しい理解ができない状態を何と言うか?

A貪欲

B憎悪

C無知

Dどれでもない

 

答え

C無知

解説

無知は、誤解や誤った判断が生じる状態を指し、他者や状況を理解することが難しいときに生じる感情です。

 

 

今日1日を少しでもあなたが心地よく穏やかに生きられるヒントになれば

嬉しいです☺️

 

今日もあなたを応援してます📣