支線トラベルミステリー 謎の三角州に隠された緻密トリック | 電車の友のブログ

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桜内梨子ちゃんの夫兼専属カメラマンなストリート系男の娘が綴るスクールアイドルブログ。彼女の傍に居られるだけでこの上無い幸せ、一緒に日々色々な事を学ばせて貰ってます。お嬢様、心の底から熱くお慕い申しております!!

京葉線の南船橋駅界隈を路線地図で俯瞰すると、丁度二俣新町駅の辺りで武蔵野方面へ

向かう高谷&二俣両支線とこんなデルタ線を形成‼元々は貨物線として敷設されましたが今は南西両船橋を結ぶバイパス路線として毎日機能、裏道乍途上で工場や小学校の真上を

通過したりとコアな鉄オタには堪らない濃密な六分間‼都心が2度目の降雪に見舞われる

直前の先週某日に南船橋側から乗車しましたよっと。液晶の向こう側で疑似乗車です。

犯人はダイヤに記載の無い列車でアリバイを‼唯一の証人は乗りなれたあの車両⁉

実は南船橋駅の上り線反対側が二俣支線用のホーム、という事で駅名標も裏側だけ二俣新町では無くソレ用に西船橋と明記したコアな仕様です。ソレに伴い路線カラーも良く見ると京葉&武蔵野両線の赤2色でさり気なく塗られており、日頃から同区間を往復する乗り鉄しか

まず気付く人は居ないんじゃないかと見る度に想像。大宮から来るしもうさ号だと一部列車が

この侭本線経由で海浜幕張駅まで直通する便も存在、蘇我方面への用事でギリギリ急行する際の貴重な切り札として月数回重宝しています。E231系MU2編成の仕業には乗れるか⁉

花村乃里子(沢口靖子)に一度乗って欲しいですねぇ。僅か六分じゃ解決は困難です。

高谷支線とは逆ルートでポイントを渡り左折して直進、東関道と湾岸道路の中間を高架ですり抜けると車窓右手に二俣新町駅の駅舎&駅前がドン、ホームは無いのでその侭構内の一部と駅前ロータリーに跨る高架橋をスルーして行きます。そして駅の端で本線と同じ高度まで下がりつつ合流し競馬場や閑静な住宅地の上を通り、左手に小学校の校舎が見えた所で六分のショートトリップを終えて西船橋駅10番線へ到着。京葉デルタの存在すら知らない一般客にとっては文字通り西村京太郎の事件トリックその物、然し下の前面展望を見るとあら驚愕。

南船橋を発車して暫くすると本線or支線の分岐路に遭遇、一応京葉線の一部ですが武蔵野線直通が主体なので案内上はほゞ其方で表記されます。西船橋~東京間との兼ね合いも

関係して乗車及び撮影ルートへの編入もかなり困難、その反面工業地帯の真ん中を通ると有ってプチ鶴見線的な独特の雰囲気も醸しています。下の東関道が渋滞している時に此方は普通乗車券だけでスイスイ移動する快感も備わり、モータリゼーション時代の象徴とも言うべきシーンが6分間の内に目くるめく展開されます。旧ザウス跡地も見下ろせちゃいます。

人生も数回の分岐路に直面すると言われています。どちらへ行っても自分の判断。

支線乍一時間に数本単位で運転されるので乗車は結構楽、更に短距離という事で乗客の数も本線に比べて随分と疎らな為、比較的空席が目立ちます。一応は京葉線の一部なので本線のE233系や209系とも頻繁に離合&オーバーパスを展開、下の仕掛けも相俟って京葉線で有って京葉線では無いような一種異質の路線で有ります。総武線も使うと船橋市一帯で行動が完結する場合は非常に便利?なバイパス路線、普通に本線の市川塩浜回りだと各駅で10分前後掛かる所をショートカットで六分前後の移動、事件のトリック&アリバイ作りの道具としても非常に有効且つ効率的な手段の一つで有ります。刑事に鉄オタ居たら終わりだけど。

通過した列車に数年前別れた元恋人が乗車…、何て事も京葉線では有るとか無いとか。

日中でも利用客の少ない二俣新町駅の真上を高速で通過、下り線ホームの頭端からも両支線の高架橋と205系&209系の車両を一部ですが拝めます。一応住宅地と工場も建っては居ますが朝方でもご覧の通り閑散とした構内に電車が往復、主要幹線の中間とは思えないなかなかの秘境駅っぷりを発揮する結構コアな場所なんです。偶に鶴見や南松本から蘇我貨物ターミナルへと直通する貨物列車も支線を爆音で通過、これまた運が良いとカラシドアや白プレ中期型に国鉄色PFと言ったネタガマが拝めたりします。この前もマルタイの甲種が…

あの日言いそびれたセリフを胸に仕舞い込んだ侭、今日もあの人の最寄駅を通過。

そして同駅の頭端からロータリー前を通過するW支線が、二俣や高谷という単語を知らない

一般客には飽くまでやはり武蔵野線として映る様です。まさか此処が京葉本線のオマケ線で

偶に一部の回送も通るとは微塵も思われておらず、マルゴやマルキューに混じりお馴染みスカーレット帯が掠めると「あれ?」と見入る方多数。その上大宮&西浦和支線経由で信越や

カモレの終点で有る鶴見に繋がる事も知られず、わくドリが青森から上っていた頃でさえ隣で

見学していた方々から列車に関する質問が殺到!同線が裏道と言われる由縁は此処です。

そして西船手前で沿線に建つ二俣小学校の校舎上を通過、工場地帯の立地乍広々とした

グラウンドも備えた結構立派な佇まいで見る者を癒します。元々貨物線だった物の沿線が

次第に都市化された事から旅客されたのがこの武蔵野線、実は市川大野以遠は未だに当時の名残の半地下掘割やトンネル内にホームと貨物色満載!特に終点の府中本町駅は東京方ホーム端が田浦駅の様に上下でトンネルを設けており、此処からハイビ&豪速で桃太郎や

ブルサンが頭出しするシーンは同線随一のカッコ良さです!是非府中競馬の帰りにでも。

普段は決まった時刻に決まった電車で職場へと通勤、見慣れた客の顔と景色に飽きて

来たら偶には最寄駅手前の支線へ乗り換えてみては。今まで気づいても通過していた

全く別世界の「パラレルワールド」が口開けて待機です。ライン一通分の時間でGO!