課題の分離って、ちょっと冷たくないですか? | HSP繊細さんもアドラー心理学の勇気づけで親子で幸せ子育て【オンラインZOOM/講座研修】

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ベストセラー『嫌われる勇気』でも話題になったキーワード
 
 
 
 
課題の分離
(実は、このキーワードの発祥は愛と勇気づけの親子関係セミナーSMILEです)
 
 
 
 
これは
自分の課題と相手の課題を切り分けて考え 
相手の課題には介入しないという考え方です。
 
 
 
 
 
例えば、子どもが勉強をしない。忘れ物ばかりする。
 
 
これは、子どもの課題なので親は基本的には介入しません。
 
 
 
初めて聞く方は、
 
 
「これ、ちょっと冷たくないですか?」
 
 
 
 
とビックリされる方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
 
 
果たして 
 
課題の分離を実践している親子とは、冷たい親子関係なのでしょうか?
 
 
 
 
Eテレの『100分で名著』で、アドラー心理学の『人生の意味の心理学』の特集をしていた時。
 
 
司会の方が、
 
「課題の分離って。冷たく聞こえますね。。。」 
 
 
 
 
とおしゃっていた時
 
 
岸見一郎先生は
 
 
「涼しい親子関係です」
 
 
 
 
とお答えされていました。
 
 
 
涼しい親子関係ってどんなかな?
 
 
 
それは
 
 
例えば頼まれてもいないのに、相手の課題に土足でズカズカと踏み込んでしまうような暑苦しい関係でもなく
 
 
 
 
 
「私には関係ないわ」
 
 
と、まるで他人事として突き放してしまうような冷たい関係でもないのです。
 
 
 
 
 
 
涼しい関係。
 
 
それは
 
 
まるで残暑も終わり 
少しずつ気持ちの良い気候になってきた時のような
 
 
 
さわやかで過ごしやすい 
とても居心地のよい関係なのかもしれません。
 

 
 
 
 
 
そこには
 
 
 
「きっと、あなたにはあなたの課題を自分で乗り越えられる力があるよ。」
 
 
 
「きっと大丈夫!いつも信じて見守っているよ♡」
 
 
 
そんな深い深いメッセージが存在しています。
 
 
 
課題の分離は 
子どもへの深い信頼といった勇気づけが土台になって成り立つんですね。 
 
 
 
 
相手の課題に土足で踏み込むことは
相手の勇気を奪います。
 
 
 
 
私たちは
大切な人を信じて見守り、支援することは出来ても
決して支配(コントロール)は出来ないんですね。
 
 
 
 
 
課題の分離を実践し、信頼し合える親子関係を築きませんか?