「それがいかに時間がかかり、いかに困難な挑戦であったとしても
『一億総活躍』の『苗木』を植える挑戦をスタートしたいと思います。」


【安倍総理冒頭発言】一部抜粋
皆様、明けましておめでとうございます。
新年を迎えた今この瞬間にも遠く離れたアフリカの地で、
スーダンの自立を助けるPKO活動に従事し、海の大動脈、
アデン湾で海賊から世界の船を守る自衛隊の諸君がいます。
その強い使命感と責任感に心から敬意を表するとともに、
身が引き締まる思いであります。
あの政権交代選挙に勝利してから4回目の新年を迎えました。
【質疑応答】一部抜粋
Q(記者)
幹事社の西日本新聞の山口です。どうぞよろしくお願いします。
参議院選に関する質問です。今年は夏に最大の政治決戦となる参議院選があります。
現在は自民党が115議席、公明党の20議席を加えて過半数に達しているような状況です。
これを夏の参議院選では自民党単独で過半数を目指すのか、
それとも、自民・公明におおさか維新の会などを含めた
いわゆる改憲勢力で3分の2を目指すのか、
勝敗ラインについてはどのように考えていらっしゃいますか。
それと、改めて参議院選の争点についてはどのように考えていらっしゃいますか。
また、更に衆院解散による同日選の可能性についてもお聞かせください。
A(安倍総理)
まず、自由民主党と公明党の連立政権、この連立政権は風雪に耐えた、
強固な連立政権と言ってもいいと思います。
この安定した政治基盤の上に、「一億総活躍」への「挑戦」を初め、
内政・外交の課題に決して逃げることなく、
真正面から「挑戦」し続けていきたいと考えています。
参議院選挙においては、全ての候補者の当選を目指していくことは当然のことであり、
それが自由民主党総裁の責務であろうと思います。
全員当選を目指すということを前提に、その上で、自公での連立政権の下、
安定した政治を前に進めるため、
参議院において自公で過半数を確保したいと考えています。
その勝利を勝ち取るために全力を尽くしていく考えであります。
憲法改正については、これまで同様、参議院選挙でしっかりと訴えていくことになります。
同時に、そうした訴えを通じて国民的な議論を深めていきたいと考えています。
なお、衆議院の解散については、何度も同じことを申し上げて恐縮でございますが、
全く考えていないということであります。
繰り返しになりますが、参議院の選挙のテーマは様々でありますが、
3年間の安倍政権の実績に対する評価、
そして、今、私たちが進めようとしている「一億総活躍社会」について、
国民の審判をいただきたいと思っております。
・平成28年1月4日首相官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2016/0104kaiken.html
◎1月4日に新年仕事始めが党本部で行われ、
安倍晋三総裁、谷垣禎一幹事長が年頭のあい
【新年仕事始め】 安倍晋三総裁・谷垣禎一(2016.1.4)
https://www.youtube.com/watch?v=vh0OcHa0wtk&feature=youtube_gdata_player&hl=ja&0play=1&width=640&height=385
◎第190回国会における安倍総理の外交報告
(総論)
私の海外出張に関して、報告申し上げます。昨年9月から12月にかけて、
連総会、中央アジア、日中韓サミット、G20首脳会議、APEC首脳会議、
東アジア首脳会議、COP21、インド等に出張し、
地球儀を俯瞰する外交を積極的に展開して参りました。
この一連の出張を通じ、世界の平和と繁栄のために、国際社会は何をなすべきか、
そのためにわが国はどのような貢献を行うことができるのかについて、国益を踏まえて、
わが国の主張を明確に訴え、それが結果にも十分に反映され、
大きな成果を挙げたと考えています。以下、順を追ってご報告いたします。
中略
(締め)
本年はG7伊勢志摩サミットの議長国、国連安全保障理事会の非常任理事国入り、
TICADの初めてのアフリカでの開催、日中韓サミットの議長国などが予定されており、
日本外交が世界を引っ張る年となります。
本年も経済や安全保障の観点から国益を増進し、
国際社会が直面する様々な課題について、世界と緊密に協力し、
リーダーシップを発揮して取り組んで参ります。
平成28年1月4日全文はこちら⇩
https://www.jimin.jp/news/parliament/131149.html
◎谷垣禎一幹事長記者会見(役員会後)
(冒頭発言)
私(谷垣幹事長)からは、本日から150日間の通常国会が始まるが、
まずは補正予算、それから平成28年度予算の早期成立を目指していきたい。
そのうえで、TPP関連法案等の重要法案の成立、
サミット等でしっかり政府・与党で成果を挙げていきたい。
また、1月の宜野湾市長選挙から、4月の衆院北海道5区補選等、重要な選挙も続くが
しっかり勝利を重ねて参議院選挙での勝利を目指していきたい。
現下の状況に必要なのは安定した政治であって、
自公連立政権が結束して着実に政策を進めていくことが重要である。
しっかりと結果を出すことで、わが党に対する国民の期待と信頼につなげていくため、
一致結束して頑張っていきたいのでよろしくお願いするということを申しました。
(質疑応答)
Q 毎日新聞の佐藤です。本日の両院議員総会でも、
「本年は参議院選挙に勝つことが何よりも大事だ」という趣旨のご発言をされていますが、
幹事長の考える参議院選挙での勝利というのは何を指すのでしょうか。
自民党単独過半数を指すのでしょうか。
A そういう具体的な条件を考えているわけではありませんが、
やはり一にも二にも安定した政治を作っていくということですね。
それが一番大事なことだと思いますので、
そのために参議院選挙でガタガタになってしまったということがないように、
むしろ安定した政治ができる条件を作っていくということだと思います。
Q 毎日新聞の佐藤です。
その「安定した政治」のなかには自公におおさか維新の会を含めた
改憲勢力による3分の2という数字も念頭に入ってくるのでしょうか。
A 私はそういう表現は必ずしも使っておりませんで、
自公で安定した政治勢力を作るという表現を使っております。
Q 共同通信の小笠原です。
憲法改正について、安倍総理は先ほどの年頭記者会見で、
憲法について「参議院選挙でしっかりと訴えていく。
国民的な議論を高めていきたい」と述べられまして、
参議院選挙でも憲法改正が争点の一つにされるようなことを示されましたが、
幹事長としてもそのお考えは同じですか。
A 今まで日本は憲法改正の経験がほとんどないのですね。ですから、
憲法改正については初心者だと考えなければいけない。したがいまして、
まず着実に必要なことを改正できるような状況を作っていく。
ということは、初めから大それたことを考えるわけではなくて、
少なくとも野党第一党の方たちも「そういう点は今の憲法の欠けている点だな、
問題だな」というようなことをやはりまず合意によって作っていく。
そういうプロセスが今は必要なのではないかと私は思っています。
Q 共同通信の小笠原です。
党としての憲法改正の議論は、
憲法改正推進本部長が中心になってやられると思いますが、
今おっしゃられたのは、
改正条項の絞り込みを中心に議論を進めていくべきだというお考えでしょうか。
A 要するに、確実に「憲法改正が必要だね」とかなり多くの方に思っていただくようなものから手を付けていくと。対立はいつでもあるし対立を避けているばかりがいいわけではないですが、やはりこういう非常に大きな事柄ですので、今まで我々が実際には経験したことがほとんどないものですから、まずは確実に進められる物事を選んでやっていくということが大事だと私は思っております。
Q 朝日新聞の笹川です。
今おっしゃった「確実に進められるものを選んでやっていく」ということについて、
その選ぶこと自体を参議院選挙の前に行うべきとのお考えでしょうか。
A 参議院選挙の前・後というようなことを
私は具体的に詰めて考えているわけではありません。ただ私の認識は、
この憲法に関してやはりどう考えても
これは今の憲法に足りない点であるとか欠けている点であるなどというのは、
私はあると思います。そういうものを放っておくということは、昨年も一年を通じて憲法に関する議論はいろいろありました。皆が矛盾に感じていることを放っておくというのは決して憲法を遵守するというか、そういうことに適しているとは思えないわけです。やはり「おかしいな」と思ったところは多くの合意を作って一歩一歩進めていくということが必要ではないかと思います。それについて、今までの憲法改正推進本部での議論というのは、各会派に平等に時間を割り当ててやっておりますから、かなりの部分についてはそういうことが見えつつあるのだと思いますが、私自身はまだ詳細に検討したことはありません。
Q NHKの瀧川です。これまでも改憲するにあたっては、初心者である自民党はまずやはり例えば非常事態の国会議員の身分等を定めていないのでそういうところを考えていくべきだというお考えだと思うのですが、幹事長が先ほど来おっしゃっている「まず何をやるべきか」ということについてはどういうことをお考えですか。
A それは司司でまずよく議論していただくということが大事だと思います。
Q TBSの加納です。本日、国会の開会式で共産党が現行憲法下では初めて議員が出席をしました。方針転換があったということなのですが、幹事長はこの共産党の行動に関してはどのようにご覧になっていますか。
A どういうご議論でこうなったのか私自身はよく承知しておりませんので、
一知半解なことを申し上げるのは差し控えたいと思いますが、
やはり現行憲法の仕組みから言えば、本来そうでなければおかしいのではないでしょうか。
Q TBSの加納です。参議院選挙に関しては、共産党は野党共闘を強調して訴えていますが、幹事長はこれまでも野党の頼りなさに自民党が助けられているところがあるとおっしゃっていますが、参議院選挙に向けて野党共闘に関して幹事長はどのようにお考えですか。
A 要するにこの四半世紀の議論は、つまり冷戦が終結してからということですが、
大きなわが国の政治の基調は政権交代可能な体制を作るということだったと思います。
これは自民党にとって必ずしも笑顔で受け入れられる議論ではありませんが、
大きな意味では合理性があったのだと思うのですね。
なぜ冷戦終結後なのかということになると、
冷戦前の東西対立のイデオロギーは一応捨象されたというか克服されたというのが前提にあって、だから政権交代可能なのだということで、
そのときに旧冷戦下の論理が出てくれば、政権交代可能な形にはなりませんね。
そうすると、そういう枠組みのなかで共産党を含めた
野党統一候補とか野党協力などというのはどういう意味なのか。
今回、共産党が開会式に出てこられるということも、
そろそろどこかでそういうところを清算したいなと思っておられるのかもしれないですが、
私にはまだそのようにはあまり見えないのですね。
だから、冷戦終結後の政権交代可能な政治体制というなかでの
野党統一候補というのはどういうことなのかなとしばしば矛盾を感じる議論も
そのなかにはないわけではないというのが私の感じです。
Q 日本経済新聞の酒井です。昨年末の日韓外相会談で、
慰安婦問題について合意がありました。これについての幹事長の受け止めと、
実現に向けては韓国政府の対応も重要になると思いますが、
韓国国内には合意に関して反発の声もあります。
こうした韓国国内の動きについて幹事長はどのようにご覧になっていますか。
A私は、日韓は隣の国でお互い引っ越しできるわけではありませんから、
首脳会談が3年できなかったというのは極めて異常なことだと思います。
したがいまして、かなり今までそれぞれの主張が食い違うところがあったわけですが、
そういう意味でお互いに譲り合って首脳会談が実現できる、
首脳会談でこの前「年内に解決しよう」ということが前へ進んでいくな、
そういう意味で今後は正常な関係に近づいていくなというのは
非常に良いことであったと思います。
ただ、これは韓国の中でかなり批判的な論調があるようですから、
是非そこはきちんと整理をしてほしいなと思っております。
Qテレビ朝日の植村です。本日、国会が始まって、麻生財務大臣の財政演説があって、
ここから補正予算の審議が始まります。
1月下旬から本予算の審議に入るものと思われますが、
来年度予算というのは、軽減税率など税法の話もありますが、
早期に年度内成立を目指すという方針ですか。
A そうです。やはり補正予算も本予算も、経済を重視する、
景気を重視する、国民生活を重視するという意味では最も基本的なものですから、
やはり成立がなかなか進んでいかないということではそういう効果も発揮できないわけですね。ですから一日も早い成立を図るというのは当然のことだと思います。特に、その関連法案もいろいろありますからね。本年はなかなか延長等が難しいわけですので、
一日も早い成立を図っていくというのは必要不可欠なことではないかと思っています。
平成28年1月4日全文はこちら⇩
https://www.jimin.jp/news/press/chief-secretary/131146.html
厳しい現実に対応しながら
国内外から求められる細かい修復作業の連続。
これが保守政治のお手本でしょう。
相手方からすると、この政権運営の先に「憲法改正」が見えるから、
中朝露の手先「マスコミ」が、
自民党執行部に執拗に質問するのでしょう( ̄m ̄*)
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2016年1月5日【Facebook更新】
「伊勢神宮の凛とした空気に身も心も引き締まる思いでした。」
伊勢神宮の凛とした空気に、身も心も引き締まる思いでした。
今年は、伊勢志摩サミットが開かれます。
日本国のため、内政、外交に挑戦する一年としたいと思います。
・首相官邸
https://www.facebook.com/sourikantei/photos/a.314382198661546.56598.314327765333656/713888402044255/?type=3&theater
https://twitter.com/kantei/status/684261820601774080
◎安倍総理大臣は5日、三重県の伊勢神宮に参拝し、
ことし5月に開かれる主要国首脳会議・伊勢志摩サミットで
各国の首脳と世界が直面する課題について率直に議論し、
成果を出したいという考えを強調しました。
>安倍総理大臣は5日午後、三重県伊勢市の伊勢神宮を訪れ、
岸田外務大臣や中谷防衛大臣ら9人の閣僚と共に外宮、内宮の順に参拝しました。
1月5日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160105/k10010361531000.html
◎G7伊勢志摩サミット公式HPが開設されました。
http://www.g7ise-shimasummit.go.jp/index.html
第一次安倍政権から民主党政権交代時にも言えることですが、
憲法改正ホシュ系言論界隈の決定的に怪しいところは、
憲法改正を担う日本政府の国家政策や、
政権政党自民党執行部の発言内容をそのまま広報しない所。
それどころか、日本政府が発言もしていない、認めてもいない部分まで、
あたかも認めたかのような、
妄想的な自らの願望言説を勝手に触れ回るところです。
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やっぱり「原子力規制委員会」を批判するふりして、
日本政府に命令口調の要求ですね・・(((◞( ・ิ౪・ิ)◟♡
そもそも菅直人のエネルギーテロの置き土産が「規制委員会」ですよ。
その委員会の目的が「規制」なのですから推進する筈ないでしょう。
慰安婦少女像撤去訴訟巨額寄付金では大活躍の櫻井よしこさんは、
国家基本問題研究所西岡力氏の日韓外相合意反対を公表しておいて、
本人は沈黙。
関係者が何ら実行を伴わない「家族条項」の広告塔は、
お正月休み返上と思われる、再稼働原発作業員を労う姿勢もなく、
菅直人のテロ行為も非難しない。
それで今更、正義面して原子力規制委員会批判に、
がん治療を利用して、ホシュぶったところで、ただの偽善者です( ̄- ̄)
しかも、原子力規制委員会の「予言」を、
脱原発の道筋のように礼賛して安易な自然エネルギー普及を促していたのも、
記事を書いていたのも、改憲派ホシュ系言論界隈の雇い主のマスメディア。
そこも知らんふりなのでしょうか( ̄▽ ̄)?