難民問題にスポットをあてた事は、
日本政府の正しい姿勢だと思いますd( ̄  ̄)
安倍内閣総理大臣内外記者会見


平成27年9月29日
【冒頭発言】から一部抜粋
毎年、課題は異なります。しかし、共通していることは、
その時々の、人類が直面する危機に、国際社会が共に立ち向かう。
国連の旗の下、世界中のリーダーたちが結集し、
困難な課題に打ちかつために、
力を合わせる。それが、国連総会であります。
今年の最大のテーマは、中東や北アフリカから、
大量の難民が、欧州へと流入している問題です。
基本的価値を共有するパートナーとして、
日本は、欧州に対して連帯を表明します。
生まれ育った祖国から、大勢の人々が、逃げ出さなければならなかった現実。
その原因は、暴力やテロの恐怖、そして、貧困の恐怖であります。
貧困から脱出できる道を、彼らが見出すことができるよう、
世界は協力しなければなりません。経済を立て直し、国家を再建する。
人々の自立を手助けすることが、問題を解決し、
平和を取り戻す、一番の近道であると考えます。
日本は、経済支援、教育・保健医療での協力を、積極的に行い、
難民問題の根本的な解決に、大きな責任を果たしていく決意であります。
人々に寄り添い、貧困と闘う。
60年前、インドの農家と共に汗を流し、農機具の使い方を伝え、
スリランカの畜産者たちを悩ませる流行病と共に闘うことから、
私たちはスタートしました。
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その中には、人間を中心とした「質」の高い成長、教育の重要性が、
しっかりと明記されています。
日本が、60年の長きにわたって培ってきた経験、ノウハウを、
十分に生かしながら、
大きな成果を得ることができたと考えています。
貧困だけではありません。
感染症、気候変動、女性の人権、そして、津波など災害への備え。
21世紀の世界が直面する多岐にわたる課題に、
日本だからこそ出来る貢献があると考えます。 以上。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/0929naigai.html
平成27年9月29日
◎金融を中心とするビジネス関係者との対話 安倍総理スピーチ
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/0929business_speech.html
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ここからが質疑応答を一部だけ切り貼りした結果を、
日本マスコミ朝日新聞がロイターの伝書鳩になり、
難民問題と日本の国内問題を一緒にして、
欧米メディア「難民受け入れは?」⇒
安倍首相「女性の活躍、高齢者の活躍が先」となったところです。

2015年9月30日
http://www.asahi.com/articles/ASH9Z5RL1H9ZUTFK00R.html
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◎(ロイター、ブラントロム記者)
>アベノミクス2.0について伺いたい。なぜ、最初の三本の矢から、
この新しい三本の矢に変えたのか。
そして一部の批評家からは、非常に曖昧だという声もある。
政府は、2%のインフレ目標を達成し、持続可能な成長を達成することはできない、
あるいは成長を助けることはできないと考えているとの批判もある。
それを達成するために、
成長主体の計画をするために具体的に何をしようと考えているのか。
また、シリアの難民については、日本は新しいお金をイラクにも出すとのことだが、
日本が難民を受け入れるという可能性についてはどう考えるか。
安倍総理
日本はアベノミクスの三本の矢の政策によって、
雇用、所得環境については明確に改善しております。
これは、事実が我々の政策の正しさを示していると思います。
そして、デフレ脱却までもう一息、というところまで来ていますし、
我々は成長できる国へと確実に生まれ変わりつつあります。
日本には長年手つかずであった少子高齢化という構造的な課題があります。
そこで、私は「1億総活躍社会」を目指すことにいたしました。
この新しい三本の矢は、
まさに私たちが目指さなければいけない目標を明確に定めたものであります。
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そして、今回の難民に対する対応の問題であります。
これはまさに国際社会で連携して取り組まなければいけない課題で
あろうと思います。
人口問題として申し上げれば、
我々はいわば移民を受け入れるよりも前にやるべきことがあり、
それは女性の活躍であり、あるいは高齢者の活躍であり、
そして出生率を上げていくには
まだまだ打つべき手があるということでもあります。
同時にこの難民の問題については、
日本は日本としての責任を果たしていきたいと考えておりまして、
それはまさに難民を生み出す土壌そのものを変えていくために、
日本としては貢献をしていきたいと考えております。
全文はこちら⇩
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/0929naigai.html
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私はここがとても重要な発言だと思います。
「難民を生み出す土壌そのものを変えていくこと」d( ̄  ̄)
日本マスコミは、
安倍外交の国際的声望を貶める事が常態化しているようですが、
国際社会は自国の国益の為だけに行動するのが当たり前のことですし、
スピーチに対しての関連質疑の応答までは全て文脈として繋がっています。
日本マスコミはその、時の首相の「生の声」を届けるのが
役目ではありませんか?
マスコミと国民の「自由な批判や批評や議論」はその後だと思いますよ。
それこそ、公平公正な言論の自由ではありませんか?
日本はかつて朝鮮難民をたくさん受け入れています。
その多くの朝鮮難民を受け入れた結果が、
今の政治の混乱を招いているのです。
今、良い移民とか悪い移民とか言っている人が、
本当に国際社会の皮肉がわかっていないようなので、一言。
人間には様々な人がいます。
それは日本人だろうと、移民であろうと同じ事。
重要なのは、
社会システム「法整備」や「国際秩序」への適応を容易にするシステムを
どう作り上げるか。
当然、それには各国の様々なアプローチがあります。
シリアに於ける日本人拘束殺害事件のとき、
日本が中東各国へ、難民支援の為のお金を出す事や、
外務省に文句をつけていたマスコミと、
そこに生業を持つジャーナリスト等が、
同じ口で「日本は難民を救う気 があるのか!」等と言っているのは、
なんとも味わい深いのでもう黙ってて欲しいと思いますし、
歴史認識や慰安婦問題にしか反応しない愛国界隈は、
相変わらず、自公政権の安倍外交に労いの言葉一つありませんが、
バックミラーを見ながら運動するのが専門で、
時間が停止したままの朝日新聞を糺す国民会議は、
何か他に工夫したアプローチはないのだろうか?
相手は中核派と共産党と共産主義者ですけど、
これだけで「戦う保守面」が成立しているのもなんとも味わい深い(; 一_一)
◎朝日新聞の記事「(ウォッチ安保国会)95日間延長反対、3万人ぐるり」

http://www.asahi-tadasukai.jp/