大阪から福岡への引越しが決まる。同居人は意を決して母に「うち(同居人の実家)にjikkoを住まわせてください。部屋も1つあまってるし・・」と切り出す。

母「それは無理です。この子には帰る家があるし、家がない子とか言うんならまだあれだけど・・もうその話はしたくない」

同居人と顔を見合わす。母、電話がかかってきて部屋を移動。
同居人「おばちゃん、意思固いな。・・頑張ろうな。」

母、戻る。

同居人「どうしても駄目ですか」
私「大阪で就職探す。だから・・こっちに住んでもいい?」

母「あんたも最初からこっちに残る気だったんならどうしてもっと早くから家でも探しとかんの。お母さんずっと前から大阪に行くって言ってたでしょ?
お母さんが来てすぐもうこの家に決めてるとか言えば、お母さんお父さんに色々うまく言ってやったのに。それなのにあんた達ときたら家どうするの、早く決めないとって言ってるのになぁんにも動かないし・・今いきなりそんな事言ってきて・・別に今すぐじゃなくてもいいでしょうが?駄目って言ってるわけじゃないんよ。
同居人君がもし迎えに来て、またあんたがこっちに住むんだろうなと思ってお母さんこの部屋の荷物も倉庫に入れて一時保管って事にしてるんよ。お父さんにもうまく言って・・(父は同棲を知らない)。あんたがまたこっちに出てくるってなった時もお父さんにうまく言ってやろうって色々考えてるんよ?」


私たちは何も言えませんでした。返す言葉がありませんでした。
そういえば母は最初賃貸情報の本買わなくていいの?とかしきりに聞いてきていました。別に反対してるわけじゃなかった。 
私はずっと「いやもう・・色々迷惑かけるの悪いしいいよ」と言ってました。ただただ同居人が何が言い出してくれるのを待ちながら。母は私がそんなウダウダしている間にもたくさん私の事を考えてくれていたんでした。お母さん、ごめん。ありがとう。

母が喋り終わって少しの静寂の後、同居人が私の方に振り向いて「jikko、言い返す言葉がないわ。」と言いました。
「おばちゃん、めっちゃ考えてくれてるやん・・・知らんかったな。お前、早くこっちで就職探せ。」

「うん・・」とうつむきながらも私はやっとどっちかに決まったからかもう期待しなくていいからか、すごく安心しました。

ここ数日、私の心の中には同居人と離れるのも寂しいけど、やっぱり母の為にもおばあちゃんの為にも地元に帰った方がいいと言う思いがあったのですが、後者の方が幅を占める率は高かったようで、安心していました。

でも、同居人と離れてしまう事がこれで決定しました。


話が終わって「解決~」と和やかムードになった時同居人が「おばちゃんに悪いことしたな。2人でありがとうございました、すいませんでしたって言うぞ。」と2人で母に頭を下げ。

母も同居人に「いやいやいや。ねぇ。私もあなたのこと好きだし(告白ではない)、これからもどうぞよろしくお願いします」と言い険悪ムードがやっと消えたと言う感じ。


そしてこの後3人で神戸へ行き、夜の異人館を散策し(無意味)、上り坂には前傾姿勢で歩く事が良いのに気づき、道に迷ってむちゃくちゃ遠回りして中華街にやっと着いて中華料理を食べ(フカヒレめちゃうま)、帰りました。ああよく歩いた。
久しぶりに母とも同居人とも仲良くでき、とても楽しく過ごすことができました。

でも、同居人とは離れちゃうん・・だよなぁ・・。。
「遠距離スタート!」って、終わりの合図ですよねぇ?




写真:天満の猫ちゃんです。ペットショップの近くにいつもいます。