高学年になると人数によっては2クラスから1クラスになる学校がある。


2クラスに分けると少なすぎるからだ。


微妙なラインが32人から36人のクラス。


数年前は40人でも1クラスになっていた。

1クラス20人だと少ないとの判断からだ。


高学年になると体も大きくなる。

教室が一気に狭く圧迫感すらある。


そこに男の子特有の匂いが充満し

休み時間や体育の後はムンムンだ。笑


この時期は梅雨前と、梅雨とでかなりじめっとしているし

暑くてボーッとしている子も多い。


コロナ前はそれが普通だったり

先生もそれなりに声をあげて上手にまとめていた。


が、コロナ禍となりギュウギュウの教室は完全な密。


先生だって気が気じゃない。


顎マスク、トイレ後の消毒、教室に入る前の消毒。

注意や声かけすら、大きな声はためらう。


ここで1人でも出てしまえば完全にアウト状態で毎日をピリピリと過ごしている。


きっと出掛けたりとかも出来ないのだろうと思うと気の毒に思う。


近付いて教えたりするのも気が引けてしまう。

手のかかる子が年々増えているのに、言葉だけでは伝わらないわからない子が年々増えているのに


教えに行けないもどかしさ。


そうなると考えること、理解しようとすることを放棄する子が何人か出てくる。


仕方ないではすまされないのが現場。

周りの子もとても優しくて、教えてあげたり、変わりに先生を呼んでくれたりする。


自分で呼べよって話なんだけど、それはまた別の時に。


なぜ適度な席を保てる人数に分けないのか。


今年度はコロナ禍でのクラス編成だったはず。


先生が足りないのか?

教室が足りないのか?


いやいや、そんなことない。

年々子供は減って教室は余っているし

ベッドタウンになった地域は校舎を増築している。


お偉いさんの考えることはおかしい。

矛盾しているよ。


でもきっと何か理由があるのだろう。


臨機応変に対応することが極めて苦手な行政さんですから、前例のない出来事には二の足ばかり踏む。


今からでもいいから、クラス分けてあげて欲しい。


親の立場から見ても、そう願う。