こんにちは、じきです。

 

 

 今日は、一昨々年末に20年程つとめた会社を退職し、現在アラフォーヒモニートである私の、性にまつわるやらかしを書いていきたいと思います。

 

 

 不快な方はいつもとおりブラウザバックお願いします。

 

 

 

 

続・フェイク行為

 

 

 

 過去記事に書いた通り、学生時代の私は悲しい程の非モテであり、全く女性と縁のない学生生活を送ってきました。

 

 

 そのため、女性に対しての憧れたるや凄まじく社会人になってからは恋愛関係の心理学本を読み漁ったり、勇気を振り絞ってナンパを決行したりと、日々悪戦苦闘を繰り広げては、幾多の失敗を重ねておりました。

 

 

 そんな中で、20歳の頃の私は、幸運にもサセ代さんというに出会い、脱童貞を果たしました。

 

 

……

 

 

 

 私は当時、半年程サセ代さんと付き合って別れましたが、サセ代さんと別れた後も、女性とお近づきになれる方法を模索・実行し、成功と失敗を延々と繰り返しておりました。

 

 

 

 まぁ、成功よりも失敗の数の方が圧倒的に多いですけれども照れ

 

 

 

 何はともあれ、どうにかしてきっかけを作り、女性と一言でも会話をしないと話が前に進みません。

 

 

 

 そこで私が実践した手段は、過去記事にも記載したとおり、女性の前では本来の自分の言動である自信がなさそうな素振り等を封印し、自信や余裕のありそうな偽りのキャラを演じるという「フェイク行為」を行うことでした。

 

 

 

 実際これにより私のような非モテだろうとブサ男だろうと、ある程度女性と接点をもつことが可能であったため、当時の私は、文字通りサルのように、連日連夜色んな女性に声をかけようと頑張っておりました。

 

 

現代のやりづらさ

 

 

 話は逸れますが、コロナウイルスの蔓延やSNSの発展もあって、今の時代ではナンパ的な行為を行うのはリスク高すぎですよね。

 

 

 

 いや、ナンパ的な行為ではなくとも、昔より真剣な恋愛もやりづらさがあろうかと思います。

 

 

 

 自分の求愛行為を晒される等のリスクがある以上、学生時代の真剣な恋愛感情による告白などもしづらいでしょうし、今の時代の若者たちは本当に大変だなぁと感じます。

 

 

 

 …いや、今昔非モテの私が余計な憂慮すんなって感じですね合格

 

 

 皆さんきっと、華やかな恋愛を繰り広げられていることでしょう。

 

 

 

 少なくとも私自身は、今も昔も、女性と接点を持つには自分から声をかけていくという一択しかないですね。

 

 それが楽とかいう話ではなく、私には、女性と接点をもつための選択肢が、真っ向勝負の他に存在しないのです。

 

 

 

 私は、女性側から声を掛けられたり告白されたりなんてことは、一度たりと経験したことはありません。太陽の寿命が尽きるまで待っても起こらなそうなイベントです。

 

 

 

 なので、結局自分から女性へアプローチしていくしかないわけですが、当然、それが成功するのなんて、ほんの一握りのケースです。

 

 

 

 記事にしている成功談は、100トライ中の1、2回の成功談を書いている感じです。

 

 

 

 成功率約1%だから、たまに女性が関心を示してくれると超嬉しかったですね。

 

 

 

 

トライし続けて

 

 

 20歳頃の私は、女性との接点を持つための手段を、色々な形で模索しておりましたが、ナンパにも果敢にトライしておりました。

 

 

 

 蔑んだゴミクズを見るような目に晒されつつも、駄目ならすぐ次精神で頑張っておりました。

 

 あの当時、私の声掛け等により不快にさせてしまった方々には、申し訳なく思います。

 

 

 

 当時、ナンパだけでいうと、通算で丁度100人程に声をかけ、話だけでも聞いてくれたのはそのうち6で、更にホテルまでいけたのは2人だけでした。

 

 

 

 そして、その2人とも、パチンコで負けた帰りのおねぇさまでした。

 

 

 

 1人目にナンパに成功したパチンコおねぇさんは、なんかもう、負けて半分自棄になっているのか、ちょっと飲みにいって話を聞くだけで、わりとすんなりホテルまで行けました。

 

 

 

 毎回思うのですが、最初に話を聞いてもらうまでが異様にハードルが高いだけで、一度でも多少なりと談笑等を出来さえすれば顔やスタイルが悪かろうとも、案外誰でも、うまくいく確率は悪くないのかもしれません。

 

 

 

 ただ肝心の、初対面の女性に、私の話へ耳を傾けてもらう・私に関心をもってもらう作業については、いつまでたっても鬼門です照れ

 

 

 

 親密になるための冒頭部分で、大抵は頓挫します。

 

 

 女性に関心を示してもらうというのは、外見も中身も持ち合わせていない私にはとんでもなく難儀な作業です。

 

 

 

 私の成功率1%について、全然高くない成功率ではありますが、しかしながら何か行動をとらなければ、私の場合ずっと成功率・性交率ともに0%です。

 

 

 つくづく、外見に優れていたり一芸のある人種を羨ましく思います。

 

 

パチ子さん

 

 

 さて、話を戻します。

 

 

 パチンコおねぇさんの1人目で味をしめた私は、同じようにパチンコ場の外で声掛けを続け、2人目の女性もそう日が経たないうちに声かけに成功しました。

 

 

 

 おうふ…ずっと私のターンじゃないか…!?(*´Д`)ハァハァ 

 

 

 

 すっかり、調子こいてました。

 

 

 

 この2人目の女性パチ子さんとします。

 

 

 

 

 

 パチ子さんは、キリッとした切れ長の目にド金髪の20代女性でした。

 

 

 

 私は、パチ子さんに声をかけたあとに、内心、やべぇ…怖い人に間違って声かけてしまったとビビりまくっていました。

 

 

 

 なにせ私、陰キャを絵に描いたような学生時代を送ってきた陰キャの中の陰キャです。

 

 

 

 私が学生時代の頃は、髪をド金髪に染めてる人とか、それだけでスクールカースト上位組で、無条件にひれ伏せてしまう程の存在でした照れ

 

 

 

 しかしパチ子さんは、私と話をし始めた後、会話も邪険にすることなく、私の目を見て話しをしてくれる素敵な人でした。

 

 

 

 外見で人を判断してはいけませんね。

 

 

 当時20代前半の私より、少し年上に見えたパチ子さんですが、本当にとても良い人間性の御方だったと思います。

 

 

 

 パチンコで負けたことを身体全体で表現して悔しがる、とても可愛い人でしたね。

 

 

 

 その後、パチ子さんとひとしきり会話したのちに飲みに行き、無事にホテル行きを勝ち取りました。あの瞬間たまらんすよね照れ

 

 

 

 ホテルへ向かう道中、ふと振り返った時に女性が居るというのは、なんとも華やかですね。私にとってはそれだけでも嬉しく感じておりました。

 

 

 

notオーラルケア

 

 

 

 ラブホ入室まもなく、パチ子さんは酔っているのか、ソファにて私にもたれかかってきました。

 

 

 それだけで、私のイエローストーン破局噴火寸前です。

 

 

 

 はやる気持ちを抑え、まずは身体を綺麗にしようと思い風呂に入ろうと思っていたところ、パチ子さんより不意に深めの接吻が行われ、闘いのゴングをこれでもかと鳴らされました。

 

 

 

 

 

 …が。

 

 

 

 接吻の刹那。

 

 

 明らかな異変を感じました。

 

 

 

 

コ、コレワ…!!?

 

 

 

 

 

 この深めの接吻、激臭でした

 

 

 おぉぉおジョウさン、口内に生ワカメとか生えてあそばせテ…?!

 

 

 

 

 

 一寸前に、おいおいサセ代さんの再来なのか…!?などと歓喜していた自分が懐かしい。

 

 

 

 

 そんなものは泡沫の夢でした。

 

 

 

 

 

 

 サセ代さん的な神の再来なのかと、燃え滾りかけた気持ちは一瞬で消し飛び歯の妙なヌメリ気と相まって、気持ち悪さにしばし時が止まりました。

 

 

 

 当然、私自身も、過去記事で書いたとおり、人のことをとやかく言えたようなにおいを発してるわけじゃない等であることは重々承知しています。

 

 

 

 ですが。

 

 

 なんか…本当に嗅いだことのない種類のにおいだったんですよね。芯に刺さるというのは、あのことを言うのだと思います。悪くなった魚の内臓系…とでも言いましょうか。

 

 

 

 そして、私のその様子を見たパチ子さんは、怪訝そうなまなざしを私に向けました。

 

 

 

態勢を立て直せ

 

 

 これはまずい思った私は

 

 

 

「おませさんだナァ!?⁉」

 

 

 

 などと意味不明な言語で必死に取り繕いパチ子さんを勢いでベッドへ押し倒し正常位の形となり、相手の口と距離をとりました。

 

 

 

 

 

 オールグリーン…!!

 OKスネーク、クールに任務遂行せよ。

 

 

 

 

 しかし、本当の闘いはここからでした。

 

 

 

蘇るマリーニ

 

 

 もう押し倒してしまったし、流れでこのまま最後までいってしまおうと決意し、スカートめくってパンツを一気におろした刹那…

 

 

 

 その時、遠い記憶が不意に蘇りました。

 

 

 

 小学校の頃の、教室での一幕を思い出したのです。

 

 

 

 

 君は、クラス内での水槽で非業の死を遂げた ザリガニマリーニ…?!

 

 

 

 

 

 そうです。あの記憶です。

 

 

 死後、教室の最後部で、土日で腐敗した、あの、ザリガニのマリーニですよ。

 

 

 

 

 

 

 生きとったんか

ワレェ!(錯乱)

 

 

 

 

マリーニゴルァひさしいノーワレェ!!

 

 

 

 

 頭の中では金田一少年の次回予告のBGMが鳴り響いています。

 

 

 

 次の犠牲者ってだったんだね。

 

 

 

 無論、パチ子さんに罪はありません。

 声をかけたのも事に及んだのも私です。

 

 

 

 …ただ、もう、ほんと…すごかったのです。

 

 

 

 私もにおい問題については自分も周りも悩ませたことがあるので人のことをとやかくは言えませんが、明らかに病気を疑うレベルのものでした。

 

 

 

 

 

 激臭?

 

 

 ふふっ…それがなんだッテいうんダ。

 

 

 紳士たるもの、いつ何時も紳士たれ。

 

 

 

 奮い立て闘争心、これは私がはじめた物語だろう…!?

 

 

 

 

 恐怖心からなのか、密かに2枚重ねた宇宙服を纏い、いざ戦地へ。

 

 

 

 臆病者と呼ぶがいいさ!!

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 決死の覚悟で行為を終え、風呂に相手が入っている間に、私は全額分のお金を置いて、先にホテルを後にしました。

 

 

 この私の行為、最低最悪です。

 

 

 

 

 あの時は本当にごめんなさいパチ子さん。

 

 

 

 あなたに罪はありません。

 全ては、私の招いたこと。

 

 

 

 

 そして私は、自分にへばりついたマリーニ臭に打ちひしがれつつ、パチ子さんにとんでもなく失礼なことをしてしまったなと考えながら、トボトボと家路をたどりました。

 

 

 

冒険は続く

 

 

 その後1カ月程は女性と関わる気が起きず、おとなしくしておりました。

 

 

 しかし、喉元過ぎればなんとやらで、時間の経過とともに元気を取り戻し、その後も街コンやオフ会等の修行の場に、幾度となく参加していきました。

 

 

 

 勿論、何かしらのイベントに参加した時の全てで、劇的な展開があったわけではありません。

 

 

 逆に、空虚な程なにも起こらなかったり、死ぬほど悔しかったり情けなかったり思う場面にも、散々出くわしたものです。

 

 

 

 それら全てを、前向きな方向性で、自分の糧に出来たとは思いません。

 むしろ、トラウマ化したような事も多かったです。

 

 

 

 ただ、思い返せば失敗だらけだったとしても、やはり若さとは、これ以上ない程に、いいものでした。

 

 

 

 失敗したとしても、今よりもくじけ方に多少のユーモアがあった気がします。

 

 

 

 たとえ苦しかったとしても、再挑戦を選択さえすれば、時間的な要素等の様々な面で、明確に「次がある」っていうのは、とても素晴らしいことでした。

 

 

 繰り返すトライエラーに、良くも悪くも、周りの人も、「若いから」で多少目をつぶってくれていたようにも思います。

 

 

 今現在アラフォーの私が、過去の自分と同じように振る舞うのは心身ともに難しく、それが、寂しくもあります。