こんにちは、じきです。
今回は、現在アラフォーヒモニートである私が、一昨年末に退社した会社での飲み会についての体験を書きます。
↓ なん…だと……!? ↓
飲みにケーション全盛期
私は、一昨年末までつとめていた会社に、高校卒業後にすぐ就職しました。現在アラフォーなので、就職したのはもう20年近く前のことです。
なので、当然ですが、20年前と現在の執務環境や客との応対等について、良くも悪くも今とは全っ然質が違います。
職務に関してある種の雑さが許容されておりましたし、暗黙の了解的な部分がまだまだ野放しにされていた時代だったと思います。
これについては、悪い部分ばかりではありませんね。
過去の方が、近年よりは多少、仕事自体はやりやすい環境だったように思います。働く側にとっては、良くも悪くも程々に適当が許されていたというか。
就職時は携帯電話もまだガラケーで、就職して数年後にスマホが登場しました。
職場のシステム周りもアナログからデジタルへ大きく変わろうとする時期で、毎年何かと覚えることが多かったです。
そして、今と過去との最大の違い。
いわゆる飲みニケーション。
なにかにつけて頻繁に開かれる飲み会。
当時は、恐怖の飲みニケーション全盛期の時代です。
(全員が空きグラス監視員)
毎日同じ武勇伝
私が在籍していた会社も、飲み会の文化はすさまじく、冗談抜きに毎日くらいの勢いで飲み会がありました。
転勤が頻繁にある会社だったので、前の年と完全に同じメンバーで仕事をしたという経験が一度もありませんし、それに伴い、飲み会の顔ぶれも毎年変わって行きます。
そして、この転勤により、自分が転勤する場合はもちろんのこと、自分が転勤しない場合でも周りの人が相当数入れ替わってしまうので、毎年、転勤の時期は不安で心臓がバクバクしていました。
転勤に伴い、仕事や飲み会の内容も、その時に自分が所属している部署のメンバーによって、難易度や雰囲気等が大きく変わります。
私は、酒を飲むこと自体は好きでしたが、職場の飲み会は苦痛であるケースが多かったです。
特に、社会人生活2年目の時、当時転勤してきた諸先輩方に毎日連れていかれる飲み会は物凄く苦痛でした。
もちろん、飲み会がたまにある程度であったり、気の合う人や、自分が世話になって恩を感じている相手と飲みに行く分には、全然良いのです。
しかし、現実はそうはいきません。
暗記するほど何度も聞いた同じ諸先輩方の同じ内容の武勇伝。
延々と続く誰かの悪口。
1件目で終わらず二次会・三次会に行き、終電になってようやく解放。
しかし、そんな苦痛な時間を長時間過ごすことを半強制されながらも毎回キッチリ割り勘。
割り勘も、楽しい飲み会であれば、もちろん喜んで応じます。
しかし当時のように、諸先輩のストレス発散の道具にされた挙句に毎日不本意な出費があるのは、すごくしんどいことでした。
朝の5時半まで三次会のカラオケ兼悪口大会につき合わされ、当然家に帰っている時間など無いため解散後に2時間だけ漫画喫茶で仮眠をとり、普通に朝の7時半には出社するみたいな日もありました。
控えめに言って狂ってると思います
パワー!!
また、今の時代と違い、社会全体が表向きもパワハラに寛容でしたので、お偉いさんや諸先輩からの酒の誘い等を断れば断ったで面倒くさいことになるため、断ることは難しかったです。
現在は、ハラスメント関連については、当時に比べれば確かに相当口うるさくなって、それらの防止のための研修会なども開かれるようになっております。
そして、その研修会によりある程度の効果は得られていると思います。
しかし、その研修会を何度受けてもなお、おかまいなしな態度の人も相当数いました。
そこに、酒が入ったら尚更ヤバさは加速していきます。
飲み会は毎回のように、お前なんか我が組織にいらないから今すぐ辞めてしまえだとか、てめぇこの場で叩き切ってやるとか、罵倒なのか殺害予告なのかわからんものが轟く、すげぇ空間でしたね
自分が悪ければ仕方ないけど
もちろん、それが飲み会の席であれ、仕事でミスしたことについて怒られたり責任を問われるのは、ある程度ならば仕方がないとは思います。
ただ、酒の勢いで誰かのミスを無駄に声高に晒し上げたり、二言目には怒鳴り声が響くような環境を作る人が、相当に多かったのは事実です。
多分、私が所属していた会社以外でも、わりとありがちなことなのだろうと思います。
あれから現在に至るまで、何度も繰り返し、飲み会での振る舞いや、ハラスメント関連・職場の風通しについて注意喚起が行われ、飲み会の数は当時に比べれば相当減少しました。
無駄な飲み会が減ったことは喜ばしいことですが、一方で各種ハラスメント等の注意喚起は、建前だけで形骸化していることが多いように思います。
体感では、当時に比べれば明確に減ったなぁと思うのは、セクハラくらいではないでしょうか。
その代わり、当時とは形を変えたモラハラは、逆に増えた気もします。
飲み会だけではなく、私が在職していたおよそ20年間で、会社でも世間でも、仕事・日常についての環境や常識等は、刻々と変化していきました。
その中で、実に様々な注意喚起・人権啓発等の研修や議論が行われてきました。
しかし、繰り返しになりますが、それらの注意喚起等は建前だけで実態としては形骸化してしまう傾向がありました。
また、度重なるうわべだけの注意喚起等により、世の中の閉塞感が漂う息苦しく感じるような空気を、むしろ以前よりも感じるようになりました。
これだけ長期間に及び行動改善等を促しても尚、一向に各種ハラスメントやいじめ等があまり減らない人間という生物に対し、生物としての能力値の限界を感じます。
いくら新しい技術が開発されたり、生きやすい世の中になるための提案をしたとしても、人間という生物の「基礎能力」自体は、以前と比べほぼ進化していませんからね。
たとえば、過去から現代にかけて膨大な時間が経過する中で、過去から学べる・教訓となる事例が100件から10,000件に増えたとしても、人間の基礎能力は、過去と同じく0からのスタートです。
そしてその、昔より圧倒的に情報量の増えた、過去から学べる事例・教訓10,000件を、学ぶか学ばないかは、文字通りその人次第なのです。
過去から得た素晴らしい教訓や技術は、あくまで、それらを自ら学ぼうとしたり、実体験したり、しっかりと躾されなければ、文字通り、人間には理解出来ません。
なので、様々な情報が増えた現代になっても尚、子供も大人も等しく、二足歩行出来るだけの猿みたいな人が一定数存在してしまうのだと思います。
理不尽に対抗するためには、そんな人間という残念な生物に過度な期待を持たず、淡々と自分の能力を高め、有無を言わせないほどに相手を圧倒するような自衛手段しかないのだなぁと感じます。
野生の動物が高尚というわけではなく、一応これだけ脳が発達していて尚且つ情報や歴史等から学ぶことがいくらでも可能なのに、形を変えただけで結局は過去と同じような過ちを繰り返す人間という生物がヤバいだけです。
仕事するだけでもしんどいのに、高頻度で人間という名称のチンパンの相手まですんの、ほんとムリす
健康第一
酒はほどほどに、心身ともに健康に気を付けて生きていきたいですね。
現代も過去も、その時期特有の問題はありましたが、個人的には現代の方が息苦しさを感じるシーンが多いです。
なんか、根本の問題はなんも解決してないのに、中身のない建前ばっかやたらごちゃごちゃ言う世界になってきちゃったなぁって感じるんです。
それらの注意喚起等により「気を付けよう」と感じるようなタイプの人は、どんどん圧迫感のある日常を過ごすことを余儀なくされます。
逆に、注意喚起等に何も感じない、あるいは感じ取るための脳の回路自体が存在しない人種の方々の言動に対しては、犯罪にならない限り罰することが出来ないため、何と各々の対処療法に任せるだけという始末です
もっと法整備して、そういった理不尽な人種を、より簡単に葬れる仕組みが出来上がるといいんですけれどもね。
まぁ…無理なんでしょうね。
自浄作用のないものについて、真剣に考えても馬鹿馬鹿しいだけですね。
私はローストレス、ローワーク。
もといノーワークでのびのびやっていきたいです
どうせ防ぎようの無いストレス源ならば、関わらないのが吉です。
酒飲もうかな。
意外と宅飲みするときに深酒しがちなので、私の昔からの二日酔い対策である、エビオスとハイチオールCをお供に、楽しくお酒を楽しめればと思います
↓ 個人的にはウコンより全然おすすめです ↓