マスキング液が乾いたら色塗り。
色塗りが終わったら
ピンセットでつまんで
マスキングを剥がします。
マスキングをしたにもかかわらず、
はみ出た部分を念入りにお掃除って
不思議に思われるかもしれませんね。
勢いよく塗っているので
筆で剥がしてしまうこともあります。
それに、マスキング液はドロッとしていて
シャープな線を作りにくいのです。
そのため、アルコールを含ませた筆で
要らぬ絵具部分を
きれいにお掃除しています。
水溶性の液体なので
水で薄められます。
薄く塗るとシャープな線を描けるのですが
残念なことに薄いマスキング液は
磁器に張り付いて
剥がしにくくなってしまいます。
絵具部分でしたら
竹串かピンセットの先でこすりますが
金彩は繊細なので
ゴリゴリギュッギュッは禁物。
厚めに塗っているつもりでも
薄いところが出てきます↓
筆にアルコールを含ませ
こびりついたマスキングをとりますが
非常に難儀
こういう作業を繰り返していると、
非常に忍耐強くなります。
何でもいい面があるものだ
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