棚板のお手入れ | 【綺麗なためいき】 磁器絵

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磁器絵付け 東と西の架け橋を夢見て

今日は電気炉の棚板のお手入れのお話☆

まず私の窯詰め方法とは

焼成する作品を棚板に並べ支柱を立てます。

そして支柱に新たな棚板を乗せて作品を置き

また支柱を立てて別の棚板をのせるという作業の繰り返しで

何段か積み重ねて焼成物を詰めていきます。


焼成中に焼成物が棚板にくっついてしまうことを

防止するために、棚板にはアルミナ液を塗ります。

ちなみにイタリアの工房ではしていませんでした。

スプーンやアクセサリーは吊るし焼きですし

危険な雰囲気がする時はスティルツを利用。


カップや鉢ものは口縁か高台のいずれに

釉薬がかかっているのか、そこに注意すれば

他にひっつく可能性ってあまり考えられないのですが

預かり物も多いので、出来る限り不安要素を

取り除くためにも半年から1年毎にかけています。


今、私が使っているのは粉もの。

水と粉と1対1の割合で混ぜ、刷毛で塗ります。

水が多いとアルミナがのりませんし、

少ないとダマダマ。

次回は最初から液体になったものを購入してみま~す。


磁器絵 “綺麗なためいき”-棚板