今日は電気炉の棚板のお手入れのお話
まず私の窯詰め方法とは
焼成する作品を棚板に並べ支柱を立てます。
そして支柱に新たな棚板を乗せて作品を置き
また支柱を立てて別の棚板をのせるという作業の繰り返しで
何段か積み重ねて焼成物を詰めていきます。
焼成中に焼成物が棚板にくっついてしまうことを
防止するために、棚板にはアルミナ液を塗ります。
ちなみにイタリアの工房ではしていませんでした。
スプーンやアクセサリーは吊るし焼きですし
危険な雰囲気がする時はスティルツを利用。
カップや鉢ものは口縁か高台のいずれに
釉薬がかかっているのか、そこに注意すれば
他にひっつく可能性ってあまり考えられないのですが
預かり物も多いので、出来る限り不安要素を
取り除くためにも半年から1年毎にかけています。
今、私が使っているのは粉もの。
水と粉と1対1の割合で混ぜ、刷毛で塗ります。
水が多いとアルミナがのりませんし、
少ないとダマダマ。
次回は最初から液体になったものを購入してみま~す。