ビックチャンスみたっス録画だけど
青、男性
すがすがしい青空のもと、メンバー1人1人をたっぷりと時間をかけ、
動きのあるカメラワークで攻めるのは悪くない。撮り方も綺麗だ。
ただダンスシーンをほぼ正面からのカットで何度も入れてくるのはありえない。
せっかくの作品が台無し。嫌悪感を覚え、目をそむけたくなる。
犯人が誰だか知ってる推理小説を何度も見るほどヒマではない。
赤、男性
CGマジシャンとの事だが、この手の演出はお化け屋敷のような物。
初見はハデで一瞬ドキっとするが、どこからお化けが出てくるのか
解ってしまえば一気に冷める。2度3度と見ることは無く廃棄処分。
CGが主役でメンバーが添え物な所に限界を感じセンスのなさを露呈した。
自然が産んだ物と人間が作り上げた物が戦ったら勝敗は解りきっている。
緑、女性
水をしたたらせる演出で、恥じらいのある表情の撮り方に好感が持てる。
ダンスも斜めに切れ込んだりブレさせたりと、見栄えのする角度を知っている。
それを小刻みに挟んでくるので次の展開を読ませない。配慮がありがたい。
ただ最後までモノクロなので新鮮味が無く、インパクトもゼロ。他とかすんでしまう。
でも手や腕や髪や背中に表情をつけて来るので妄想するには持って来いだ。
個人的には
1位 緑
2位 赤
3位 青
こうなってしまう。
しょせん赤と青は男性目線のエゴ。1回見たらもー見ない。
緑は女性目線での物語。想像力が後からジワジワと来る。
忘れた頃にまた見たくなるはずだ。きっと。
女性の事は女性に聞けとゆー事やろ。
番組の投票だと1位が赤、2位が緑、3位が青だった。納得いかない。
おそらく赤と青には男性が1票入れ、女性は緑に入れたと推測する。
多くの男性は目の前に起きた現象を結果でしか理解しようとしない。
ビジネス上では正攻法なのだろうが、世の中金が全てなどではない。
その奥で気配を殺し、ひっそりとたたずむ薄暗い空間に触れる事などないのだろう。
だから自分自身の浮気はバレ、奥さんの浮気にはモヤがかかりまったく見えていない。
笑いたいから笑っているのではない。怒りたいから怒るのでもない。
そして、泣きたいから泣いてるワケでもないのだ。 けして・・・