皆さん、おはようございます。
コロナウイルスの一日も早い終息を願い、
『光明真言』を一日一万遍を目標に、お唱えを続けております。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「緊急事態宣言」が発令されました。
期間は1カ月程度とされておりますが、
収束ではなく、完全に“終息”させるためにはまだまだ時間がかかる、
個人的にはそのように感じております。
したがって、光明真言をはじめ、お不動様の真言もさらに継続的にお唱えしていきたいです。
※ 台湾の兄弟弟子のお寺の名前は、この光明真言から名づけられました。
なお、光明真言をお唱えする際に、
「金剛合掌」の印を結びながらお唱えしてはいかがでしょうか。
密教には、三密(身・口・意)というものがあります。
簡単にいうと、私たちの体と言葉と心の三つが、仏様と同一であるという教えです。
つまり、印を結ぶ(身)、 真言を唱える(口)、本尊を思い浮かべる心、
そうすれば、仏様方と一体になれる、
さらに付け加えれば、仏様がいつもそばにいてくださる、
そのことを実感できるようになる。
ただし、月夜に暗雲が立ち込めるがごとく、心に迷いや不安、疑いの気持ち、猜疑心などがあれば、
せっかく仏様がそばにいてもなかなか気づくことができない。
ですから、真言や陀羅尼、お経をお唱えする時、
まず最初に、合掌礼拝(がっしょうらいはい)をして、
自己に向き合い、
順に、懺悔(さんげ)、三帰(さんき)、三竟(さんきょう)、十善戒(じゅうぜんかい)
発菩提心(ほつぼだいしん)、三昧耶戒(さんまやかい)、
そして、開経偈(かいきょうげ)をお唱えいたし、仏様を心に観ずる。
※ 高野山真言宗「仏前勤行次第」を参照
恭(うやうや)しく みほとけを 礼拝したてまつる・・・
※合掌礼拝(がっしょうらいはい)
無始(むし)よりこのかた 貪瞋痴(とんじんち)の煩悩(ぼんのう)にまつわれて
身(み)と口(くち)と意(こころ)とに造るところの
もろもろの つみとがを みな悉(ことごと)く懺悔(さんげ)し奉(たてまつ)る・・・
それでは、本日も仏と共に。
生かせいのち
南無大師遍照金剛
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■ 不動明王真言(リンク)
※ 悪縁を断ち、魔障焼尽、怨敵退散!!不動明王心呪(慈救咒)
合掌