昨夜、また不思議な夢をみた。
その内容は、ざっとこんな感じだった。
湯船につかりながらのんびりしていると、
いつの間にか、家中に水があふれはじめ、
驚いて外に出てみると、近くの川が氾濫し濁流が押し寄せてきた。
そこに突然、龍神様が姿を現し、
(イメージ画像)
※ 四国霊場第3番札所 金泉寺の倶利伽羅龍王(くりからりゅうおう)
三毒(貪・瞋・癡)の煩悩を打ち破る象徴
「この危機を脱するには、南方に位置する霊峰の祠(ほこら)へ向かい、
そこで、如意宝珠(にょいほうじゅ)を授かり、
それを持って、次にそこから東の方角へと進み大きな海を目指せ。
そして、海岸線に出たなら、目の前に浮かぶ五つの島、その一番右の島へ泳いで渡りなさい。
その島内の小さな社(やしろ)に、さきほどの如意宝珠をおさめ、
手にムドラ―を結び、○○真言(マントラ)をお唱えせよ」、
そのような内容のことをお告げになられた。
目が覚めて、何とも不思議なこの夢のことをしばらく考えた。
それにしても、方位や方角、祠(ほこら)、如意宝珠(にょいほうじゅ)、社(やしろ)は、
何かを暗示しているような気がしてならない。
ひょっとしたら、何か近い将来に起こる出来事、
つまり、予知夢(よちむ)や、正夢(まさゆめ)なのかもしれない。
去年のちょうど今頃、台風21号が関西を直撃した。
近所の電柱がなぎ倒されて、数日間、電気の使えない不自由な生活をよぎなくされた。
また、幹線道路などの信号機が点灯しておらず、何だか不気味な感じがした。
電気・ガス・水道、毎日の何気ないことがとても大切だとあらためて感じさせられた。
凄まじい破壊力をもった台風や、短時間で街中を水没させてしまうゲリラ豪雨など、
自然の猛威の前では、なすすべもなく、あらためて自身の無力さを痛感した。
昨今の異常気象は、私たちの日常の生活を突然に脅(おびや)かし、ひいては自然環境の破壊、
生態系のバランスが崩れ、いずれあらゆる資源が枯渇しはじめ、
それに伴う、戦争や争いが起こり、
最終的には核戦争へと…
少し大げさかもしれないが、こうした映画さながらの世紀末のシナリオがひょっとしたら…。
そうならないためにも、今、私たちができること、
何をすべきなのだろうか。
この世は、さまざまな「意識」の集合体ともされている。
それは、まるで巨大なクモの巣が全世界を覆(おお)いつくしているかのようだ。
私たちの意識は、良いことも、悪くも、
やがて現実化し、何かとてつもない出来事が突然に起こるのかもしれない…。
合掌