台北のお寺へと向かった。
今年は、新年早々少し体調を崩してしまっていたので、
渡航当日の朝も、マスクを手放せないまま、
少し気の重い出発となった。
往路は、片道約三時間。
朝早くの便だったので、お昼前には到着。
兄弟弟子がクルマで空港まで出迎えに来てくれていた。

兄弟弟子の寺院は、台北市内を一望出来る小高い丘にある。
ここ数年いろいろな出来事があったので・・・しばらくぶり。
この世とは何だろうか。
大宇宙、森羅万象の真理とは一体何か。
人はなぜ苦しみの世界、火宅に身をおくのだろうか。
これまでどれほど生まれ変わり、
そして、どれぐらい死に変わりしたのだろうか・・・

無上甚深微妙法 (むじょうじんじん みみょうほう)
百千万劫難遭遇 (ひゃくせんまんごう なんそうぐう)
我今見聞得受持 (がこんけんもん とくじゅじ)
願解如来真実義 (がんげにょらい しんじつぎ)

無上甚深微妙(むじょうじんじんみみょう)の法は
百千万劫(ひゃくせんまんごう)にも遭(あ)い遇(あ)うことかたし
われ今見聞(いまけんもん)し受持(じゅじ)することを得たり
願わくは如来の真実義(しんじつぎ)を解(げ)し奉らん
いつか必ず、出会える日がやってくる。
いつか必ず、
巡り合える日が訪れる。
いつかきっと、必ず、必ずや。
合掌