前回の「台湾修行」(in台湾)の続きを。
今回の渡航の最大の目的は、
ズバリ「護摩祈願の修法」、

それと、ある「秘密の儀式」にて「灌頂」を授かるためでした。
※ こう書くと何か怪しい感じがしますがσ(^_^;)

今回は、台中市近くのこちらの大きな寺院で執り行われました。

特に、「密教」(秘密仏教)では「灌頂」をとても大切にします。
「灌頂」とは、緒仏や曼荼羅と「御縁」を結び、
様々な戒律や資格を授かり正統な継承者となるための大切な儀式をいいます。
それは、言い換えると、前世からの深い繋がり、結び付き。
つまり、私達の内に秘められた「仏縁」・「機縁」・「宿縁」・・・
また、「因果因縁」、「巡り合わせ」・「運命」・「宿命」・「天運」等々。
私の場合、今から約十年近く前、金剛峯寺で得度式に臨んだ際、

台湾からの留学僧であった兄弟僧(エン氏)と巡り合い、現世での再会を果たしました。
その後、チベットやインド、ネパール等々の密教聖地へと導かれるようにして・・・

深き大切な仏縁もたくさん頂戴いたしました。

私達の内には大変不思議な世界が広がっております。
「菩提」とは、まさに「悟り」。
迷妄を払い去り、生死を超えた「永遠の真理」を会得すること。
これからも、「天宮会」(密教呼吸瞑想法)を通して、
たくさんの方々と共に、
我々の内に秘められた神秘の世界を、

荘厳なる「こころ」の世界を大切に、「菩提」(悟り)の世界を目指し、
勇往邁進していく所存です。
それでは、本日も実りある一日を共に。
合掌