皆さん、こんばんは。
私ごとですが、今日は法務(法事)で神戸まで出掛けておりました。
お昼頃に少し時間ができたので・・・
ある場所に立ち寄ってまいりました。
こちらは、神呪寺(かんのうじ)という大変由緒ある格式の高いお寺です。
真言宗御室派(しんごんしゅうおむろは)の別格本山です。
兵庫県西宮市甲山山麓にあります。
階段を昇り・・・
本堂と大師堂とを参拝いたしました。
同寺は、淳和天皇の不思議な夢告により建立されたとされている由縁や、
また、弘法大師空海(お大師様)が山上にあった
大きな桜の木を刻んでつくった如意輪観音像の話、
あるいは、如意尼(真井御前)との数奇な運命のお話などがとても有名です。
天気が良ければ、こちらの境内からは
西宮の市街地や大阪方面まで美しく一望できます。
夜は、神戸ならではの大変奇麗な夜景を堪能できるデートスポットとなります。
ふと、帰り道、仁王門近くの鮮やかに色付いたお楓(カエデ)に目がとまりました。
今年は、例年より少し暖かいせいか
色付きが少し遅かったような・・・
日本には四季があります。
暖かい春、
厳しい暑さの夏、
物悲しい秋、
厳しい寒さの冬・・・
まるで、四季は私達の人生のような・・・
「 冬来りなば春遠からじ 」
どんなに苦しく
辛く
悲しいことも・・・
やがては、やさしい春の日差しのような
穏やかな日が・・・
巡ってくる。
きっと・・・
必ず。
合掌