平成28年11月1日
まーくんからメッセージ
山形の親戚から届けられたクルミ。今でこそ一年中手に入るけど、旬は秋。今がおいしい季節なんだね。甘塩っぱくした「くるみのあめ煮」も好きだけど、今回は新しいことに挑戦。本葛の分量を少なくし、少しやわらかい「くるみ豆腐」を作ってみたよ。また、裏ごししたくるみのツブツブで、ごま和えならぬ「くるみ和え」も!これもなかなか美味なのです。
≪「くるみ豆腐」の材料(14×14×4㌢の寒天型を使用)4人分≫
くるみ 100㌘
本葛 50㌘
昆布だし汁 600cc
酒 大さじ2
塩 少々
☆昆布だし 80cc
☆みりん 20cc
☆しょうゆ 20cc
水溶き片栗粉 適量
わさび 適量
≪「くるみ豆腐」の作り方≫
① ミキサーに、くるみ、本葛、昆布だし汁(600ccから「大さじ3」だけ)、酒、塩を入れ、よく混ぜる。
② ①にもう一度、昆布だし汁「大さじ3」を入れてよく混ぜる。(※一度にたくさんの昆布だしをいれるとミキサー内で混ざりにくいので2度にわけました。)
③ ②に残りの昆布だしを入れ、ゴムべらなどで、くるみと葛をよく混ぜる。(※ミキサーで混ぜなくてよい。)
④ 鍋(片手鍋で作ると便利!)に、③を裏ごししながら入れる。
※裏ごしして残った「くるみのツブツブ」で、「くるみ和えのたれ」を作ります。捨てないでね!!
⑤ ④を中火にかけ、絶えずかき混ぜる。ノリ状になってからも、さらに3分練り上げる。
⑥ ⑤をゴムべらなどを使って、型に流し入れる。冷蔵庫には入れないこと。
⑦ ☆印を鍋に入れ、沸騰したところへ水溶き片栗粉でとろみをつける。
⑧ できあがったくるみ豆腐に、⑦のたれをかける。
≪「くるみ和え」の材料≫
「くるみ豆腐」を作る際に出てきた「くるみのツブツブ」
☆砂糖 大さじ2
☆しょうゆ 大さじ1
☆みりん 大さじ1
☆みそ 大さじ1/2
茹でたインゲンや、ふろふき大根、こんにゃくや豆腐の田楽などに。
≪「くるみ和え」の作り方≫
①☆を鍋に入れ、弱火または中火にかけて焦げないに混ぜながらとかす。
②☆がとけたところに「くるみのツブツブ」を入れて、さらに混ぜる。
③インゲンのくるみ和えや、ふろふき大根の味噌代わり、みそ田楽に利用してみてください!
クルミをこして、豆乳のようになった液体を見て「こんなにサラサラで本当に固まるのかなあ」、と半信半疑でまぜまぜしていると、「キター!」1分半くらいしたところで急に鍋の外側からドロドロと固まりだして、後はあっという間にのり状に。
焦がさないように、神経を集中して食材の声に耳を澄ませながら混ぜるこの作業はまさに仏道修行。クルミさんありがとう、くず粉さんありがとう。心をこめて作る大切さを思い出したにゃあ。
丁度よい型がなかったのでじけいにゃんは牛乳パックを利用して作ったよ。
お味は最高!とろんとやわらかで濃厚。ワサビのアクセントが全体を引き締めて最高においしかったにゃ。この作り方をマスターしてしまえばごま豆腐やピーナツ豆腐いろいろな応用が楽しめるにゃ。
もう一つレシピの「くるみ和え」は蒟蒻に付けて頂いたにゃ。みんな、絞ったカス絶対に捨てちゃだめにゃ。そこらに売っている田楽のタレなんてもう食べたくなくなるくらい美味しかったんだから。