パイプ椅子でも、ソファでもいいですが、

まーるく、円状に、椅子が並べられている光景を、

イメージしてみてください。ちょっと遊んでみましょう。

 

「大企業」だとどうなるか。

まーるく並べられているのは、パイプ椅子もあれば、

皮張りの超高級ソファまで、たくさんの種類があります。

空いている席は、ほとんどありません。

毎年、3月には、ちょこっと席が空いて、その席を狙って、

たくさんの人がバトルを繰り広げます。

 

「ベンチャー企業」だとどうなるか。席は、たくさん空いています。

社長も新入社員も、みんなパイプ椅子にすわっています。

大切なのは、「座りたい」という熱意で、

それが認められれば、すぐに座ることができます。

みんな、パイプ椅子から、高級ソファに座れるように、

頑張っているのが、ベンチャー企業ですね。

 

「政治の世界」を、まーるく並べられた椅子でイメージすると…。

法律が変われば、椅子の席数も変わります。

その椅子をめぐって、権謀術数が行われます。

椅子をゲットすることが、目的なのか?と疑われます。

椅子に座ると、身体検査をされます。

外側を向いているのではなく、たいてい、

内側を向いていて、足の引っ張り合いをしています。

 

「お笑いの世界」だとどうでしょう。

椅子に座らずに、空気イスで遊びだすかもしれません。

穴を掘って、椅子を埋めたりするかもしれませんね。

まーるく並べられている椅子の上を、泳ぐかもしれません。

だちょうクラブさんのように、

じゃあ俺が座るよ。いや、俺が!どうぞどうぞ~を

エンドレスで繰り返すかもしれませんね。

 

「ビジネスの世界」では、ほかの人の椅子を真似て、

似たような椅子をつくるのが、みんな上手です。

ポイントは、新しい椅子を作って、そこに座ってもらうことです。

「新市場」という新しい椅子の円を作り出すことです。

パブリックビューイングなんて、

名実ともに、“新しい椅子”を用意して、

みんなに喜んでもらったパターンですよね。

 

まーるく椅子を並べると、それぞれの世界のカラーがでますね。

椅子をめぐる攻防をイメージして遊んでみました~。

 

今日も、このブログに遊びに来てくれて、ありがとうございます。

社長がパイプ椅子に座っていると、皆、頑張ろうと思いますかね。