このお正月、わたしの兄の新居に行く機会があり、

そこでは、2才、4才、6才の子供がいて、

一緒に遊びました。

 

前回のブログでは、人間の動機を、

「したいーしたくない」(…欲求、感情)

「すべきーすべきでない」(…規範、倫理)

「できるーできない」(…方法、技術)

の3軸で考えてみました。

 

今回のブログでは、こどもとおとなを、

「したい・すべき・できる」の3軸で、分析してみます。

 

まず一番に言えることは、

こどもは、「したいーしたくない」に正直だ、ということです。

カードゲームでは、「勝ちたいー負けたくない」が強すぎて、

勝って大笑いしたかと思えば、負けて悔し泣きをする。

サッカーをして、大人が、体力ボロボロになっても、すぐに、

「次、何するー?(したい⇒遊びたい)」と言い出す。

(特に小さな)子供ほど、

自分の欲求・感情(したいーしたくない)に、

正直な存在は、いないかもしれません。

 

お次に言いたいのは、「すべき(規範)」と「できる(方法)」は、

大人がこどもに教えていくもの、ということ。

みんなが入る温泉では、マナーを守りなさい(すべき)と教える。

こどもが、2本のバットと、1個のボールを持ってきて、

バドミントンみたいに、野球しようよー、と言い出したら、

それは難しい(できない)から、

バッドは一本にして、ボールを投げてあげるから、

それを打てばいいよと(できる方法を)提案する。

こどもは、「すべきーすべきでない」、「できるーできない」を、

周りの大人から、自分の体験から、学んでいきます。

 

最後に言いたいのが、大人だって、

もっと「したいーしたくない」を考えたっていい、ということです。

「仕事」となると、どうしても「すべきこと」、「できること」を

考えます。これは、おとなとして当然のことと言えます。

だけど、こどものように、もっと「したいこと」に正直に、

なってみても、おもしろい生き方なのではないか、と思います。

おとなは、「したい・すべき・できる」の3軸が調和した時、

ほんとうに、楽しめるのではないでしょうか。

まずは、「したいのか、したくないのか」を原点に、考えたいです。

 

今日も、このブログに遊びに来てくれて、ありがとうございます。

ボール遊びでは、久しぶりに走って、汗だく。風呂入ったのに…。