途方もないタイトルをつけてしまった、

と思いながら、「ことば」について考えたり、

思ったりしたことを少し書きたいです。

 

〇何を言うかは、誰が言うかとセット

 

「ジンクスを気にします」と

イチロー選手が言うのと、

わたしが言うのでは、「説得力」が違う。

好きな人に、

「好きです」と言われるのと、

そうでもない人に、

「好きです」と言われるのはどうか。

どちらも嬉しくないことはないと思うが、

やっぱり好きな人に言われると嬉しい。

 

〇じぶんの「ことば」は強い

 

「借り物」のことばで言うのと、

「じぶん」のことばで言うのとでは、

強さが違う。

例えば、本で一読しただけの「ことば」

では、どうしても血が通わない。

反対に、じぶんが苦しんだ経験のなかで

感得した「ことば」は魅力的だ。

本から得ることばでも、

熟読玩味して得た「ことば」や、

自分の体験との擦り合わせができた「ことば」は、

「わが物」として使うことができる。

 

〇ことばと「成長」

中学の時に買った、

松下幸之助さんの『道をひらく』という本がある。

それを先日本棚から取り出し、読んでみた。

感想は、

「めっっちゃくちゃ(!)、いいこと書いてあるなあ」。

15年前には、

「ああ、そうか」くらいに思っていたことばが、

骨にしみてきた。少しだけ、

「理解」から「自覚」へと変わったのだと思う。

読み手(聞き手)次第で、

こんなにも得られものが違うのだと、思わされた。

 

よく言われることですが、

「ことば」は人生を豊かにしてくれる一方、

ナイフ以上の凶器になることもある。

 

せっかくブログを書くなら、

「ことば」に親しみ、楽しみ、味わいながら、

大切に使っていきたい。

 

今日は、このブログに来てくれて、ありがとうございます。

なんとか、ブログスランプを、乗り越えられた気がします。