こんにちは
ライフデザイン考房 です
あっという間に8月が終わり、今年も残すところあと4か月となってしまいましたは、は、早い・・・今年は特に夏が短く、お盆を過ぎたと同時に肌寒くなったり、突然の豪雨や雷などで梅雨をぶりかえしたような日々だったり・・・と、四季が猛スピードで巡っているような気さえしています この調子であっという間に年末を迎えることになるんでしょうね
さて、短かった夏ではありますが、しっかり夏休みをいただき久しぶりに上京してまいりました
親友の東京出張に便乗し、美味しいものをいただいてきました
東京から電車に揺られて小一時間
鎌倉はイチリンハナレさんにお邪魔しました
目立つような看板はなく、ひっそりとした路地を歩いていくと風情ある日本家屋が見えてきます
実は以前、福岡にいながらにしてイチリンハナレさんのよだれ鶏をいただく機会がありました。あまりのおいしさに「これは是非コースでいただかないと」と思い立ち、実現したのです
さすが食意地はってる我々、11:30の予約にもかかわらずフライングしてしまいました 入口の門は通していただき、予約の時間までお店自慢の日本庭園を眺めながら待機します。
あいにくの雨模様でしたが、それがまた風情があっていい
さぁ、時間になり一番奥、広い広いカウンター席に着席です
日本家屋をリノベーションされた店内には、畳の個室(でもテーブル)や中庭などがありますよ
さてさて、着席したらまずは記念の一杯
なかなかいただく機会のないヌーベルシノワ、何を飲むべきか悩みに悩んで、やっぱり白ワインです 紹興酒がどうも苦手で・・・
いよいよコースの始まりです
”雲丹”とだけ書かれていた前菜はコチラ
真っ白のお皿の上にポツンと雲丹。北海道産の雲丹と雲丹のムースがさっくさくの炭の香り漂うおこげの上にのっています 食べるのがもったいないと思ってしまいますが、パクッと一口でいただきましたよ
お次は、イチリンハナレさんを訪れるきっかけとなったコチラのよだれ鶏丹波高坂地鶏です
「思い出すだけでよだれが出る」と中国のとある文筆家が書いたことからその名がついたよだれ鶏。イチリンハナレさんのソースには、ラー油・黒酢・醤油にしょうがやニンニクなど何十種類もの調味料や薬味が使われ、パクチーやカシューナッツとの相性もばつぐんなんです
鶏肉をいただいたあとの残ったタレには・・・・
餡たっぷりの餃子を投入 餃子自体がおいしいのはもちろんですが、餃子の肉汁とタレがとにかくあうんです
餃子のあとさらに・・・
山椒が練りこまれた麺を投入鶏肉→餃子と食べ進めほんのすこーし薄まってきたところに、山椒のあのしびれる感じとともに最後の最後までタレを堪能することができます
お次は焼フカヒレ
表面に焦げ目をつけ、パリッと香ばしい食感のフカヒレを鶏出汁の餡と一緒にすくっていただきますもうなんと贅沢な食べ方でしょうか。。。
しかも、残った餡にはごはんを投入、リゾットにしていただきます
フカヒレの余韻に浸りつつ、ぜいたくにトリュフをかけて大人な味変を楽しませてくれます
お魚料理は”ハタ”。九州でいうアラでしょうか。
濃い目のお料理のあとには、淡泊なのにとっても存在感のあるお魚料理でバランス良しシンプルな塩味のハタを、あまりお目にかかることのない水連菜とともにいただきます
お肉料理は、叉焼
カリッと焼いた豚バラ肉は香ばしく、噛み応えあり 甘辛い味付けが豚肉には一番あいますね~柚子の皮と一緒にいただきます。
まだまだ続きます
真蛸の下には古代米のリゾットが
思わず「米粒がすくなーい」と心の声が出そうになったのはここだけの話。蛸は長時間炊いているおかげで、と~っても柔らかくご飯のおともによく合います。
さてさていよいよ締めの麺
酸辣湯麺とあったのに、想像とは色も見た目も真逆のものがでてきました(笑) 豆乳を使った酸辣湯麺は、ほどよい酸味にまろやかで優しい味わいです
デザートは桃を使った涼し気な一品です
下にヨーグルトやシャーベットも隠れてて、全部を混ぜていただきます 味はもちろんのこと、見た目も楽しませてくれるデザートでした
最後の最後は茶菓子でおしまい
女子が好きなやつですよ。。。
あたりまえにコーヒーしますか?紅茶にしますか?って。。。
「赤ワインください」と思わず言ってしまいました
そんな私は、茶菓子は全て箱に詰めてもらってテイクアウェイにします
しかし、わざわざ鎌倉まで行った甲斐がありました一品一品、目でも舌でも楽しませてくれる絶品ヌーベルシノワを、風情ある日本家屋でゆったりいただく、なんとも贅沢な時間を過ごすことができました
美味しいもの食べてパワーチャージ完了