出張①
この物語は
東京から大阪に転勤してきたオッサンが
女房と些細なケンカをして家に帰らなくなり
時間つぶしで通ったメンエスで
奇跡的に出会ったセラピストさんと
お付き合いが始まり、
尚且つ、
メンエス店長をこなしながら
最愛となったセラピストさんが
お客に接客するのを
胸が張り裂けそうになりながら耐え、
30年連れ添った女房と離婚?
最愛となったセラピストさんと結婚?
人生最後の幸せを掴むことが出来るのか?
というノンフィクションに基づく
壮大な恋愛活劇である。
一昨日、
出張だった。
大切な人には
「金土と出張だからね~」と伝えてたんだけど
急に
「ついていく」
とLINEがきた。
体調が戻ったようで、
会社も様子見で休むからっていうことだった。
なんと!お子さんも一緒に行くっていうから
ツインの部屋を取ってあげたよ。
当日、俺は会社から直行で役員と移動
駅に着いてから役員(はグリーン車、俺は普通車)と別れ、
大切な人たちと普通車で合流
3人で家族みたいに新幹線で出張先に向かい
駅に着いたら他人の振り。
役員を撒いて、3人でホテルにチェックイン。
ちょっと高級なホテルにしたもんだから
ロビーは豪華、
ツインの部屋は広々して
アメニティも高級!で
大満足
俺の部屋も文句なし
アメニティに差があったけど・・・
俺は役員と会食が合ったので食事は別で取って
顔を真っ赤にして(実はアルコール弱いんだよ)ホテルに帰ると
大切な人から
「こっち来て、○○が迎えに行くから」
と。
○○ちゃんが迎えに来てくれたんだけど
最近のホテルはセキュリティが厳しく
宿泊階以外自由に行けないのね。
俺は24階で大切な人達は29階
一旦ラウンジがある30階に行って合流してから
29階に戻るという手順じゃなきゃダメだった。
これじゃ
夜這い出来ないじゃん!
それでも部屋では
大切な人達とぐだぐだ仲良く時間をつぶしてた。
そうこうするうちに
また、
「こっちきてマッサージして~」
とお願いされる。
ベッドに行って全力でマッサージする
それを横で見ている○○ちゃん
知らない人が見ると
優しい旦那が旅疲れの奥さんをマッサージしていて
子供が横にいるだけに見えるが
実は違うという変な風景
いつもの如く
「次、肩やって~」
「次、反対側やって~」
と範囲が広くなり、1時間ぐらいマッサージしてあげてたら
「もういい、抱っこして」
と○○ちゃんの前でくっついてくる。
せ、攻めてくるね
いいのか?
子供の前だよ
いいのか?
と自問自答しながら布団の中に手を入れ
オッパイを触ってみる・・・俺。
つづく