【第8試合:KING OF GATE 2018 Aブロック公式戦】
Kzy vs YAMATO
Kzy vs YAMATO
TRIBE VANGUARDに別れを告げてから
3ヶ月という歳月が流れた…。
それは夢の扉への事実上初挑戦だったあの日…。
居心地のいいポジションを捨て
自らの可能性を信じ突き進むと決めた時、
その男には2人の援軍が自然と寄り添った。
「あんなドリーム戦見せられたら…」
共感する仲間が居た…。
ひとりでの旅立ちではなかった。
現世代に喧嘩を売った男はリーダーとなり、
仲間を引き連れ聖地後楽園へと戻って来た。
"NATURAL Vibes" Kzy。
自らが中心となり立ち上げたユニットの
東京初披露となるこの日。
ド派手な圧巻のパフォーマンスで場内の
ボルテージを上げてくれた。
3ヶ月前のドリーム王者望月成晃を待つように
どっかりとコーナーに座り、
対戦を待ち焦がれたその男の入場を待った。
"TRIBE VANGUARD" YAMATO。
同期でありながらその男の影に隠れ、
自らが先頭に立って突き進むことはしなかった。
いや出来なかったのかもしれない…
しかしその時はやって来た。
肉体改造をし並々ならぬ決意で挑んだ2017年。
結果を残しベルトへも貪欲に挑戦した。
そして絶好調のまま掴んだ夢の扉の鍵。
夢の扉をこじ開ける事は出来なかったが、
自らの殻をこじ開ける事は出来た。
今は他の誰よりもやりたかった相手、YAMATO。
「こいつを超えるために俺は飛び出したんだ」
そんなKzyの心の叫びが痛いほど伝わって来た。
「小野寺さんよ、やっとあんたとやれんぜ」
金網戦を無事に終え、切りたかったという
トレードマークの長髪に別れを告げ、
KING OF GATEで再びKINGに君臨すべく
不退転の決意で前だけを見据える男は
ようやく同じ土俵に上がって来たいや、
上がり始めようとしている同期の男を
睨みつけた。
「ようやくここまで来たか、○田△◻︎」
いよいよこの二人によるメインイベントの
ゴングが聖地に鳴り響いた。
つづく
※文中の○田△◻︎はKzy本名非公開のため














