指差しプレイしてみて、こんな方にオススメだなーと思ったことをまとめてみました。迷っている方の参考になれば嬉しいです。


◎乙女なゲームキラキラを初めてプレイする方

選択によってはゲームオーバーがありますが、

そんなにショッキングな表現もなく、

簡単にシーンをバックすることもできるので、

選択肢を誤ってもすぐにやり直せます。

攻略制限のあるキャラはいますが、そこまで条件も難しくないです。


◎重めなストーリーは少しお休みしたい方

これ今回まさに私はソレで、“花まに”のあとのプレイでしたから、小説で言うところの短編集をたくさん読みたい気分だったんです。


ルートによってボリュームに差がありますが、12人もいますから、短編集に例えましたがイッキにプレイすると結構なボリューム感です。
(Infiniteも含め)

◎ビジュアル重視!という方

スチルはみんな素敵です。

攻略対象は神様なだけあって、(1人違いますが^^)

神々しさ+美しさは間違いナシです!



学園で人間のことを学びながら楽しいことや、彼らが“箱庭”に招集される原因となっている課題を主人公と一緒に乗り越えていくストーリーは王道ではありますが、わかりやすく萌えるんじゃないでしょうか?


◎声優さんが好きな方!

攻略対象が多いということは、演じられる声優さんも多いということ。しかも、人気の声優さんが演じられるだけでなく、作中キャラのイメージソングが流れるのですが、勿論声優さんが歌っております。

(^_^;)ただ個人的に、あれはエンドロールあたりで流したほうが良かったかも。シーンの雰囲気に合うかっていうと微妙なのです。



ひらめき内容は予想外の展開や複雑な分岐はなく、純粋に素敵なカレ(しかも神様)と“箱庭”と呼ばれる限られた空間と時の中で人間の学園生活を真似て交流を深めていくというもの。


主人公の選択で、この箱庭に集められた神々が個々に抱えている問題と向き合う【宿命ルート】と、

より、個人と深く関わっていく【恋愛ルート】に分かれます。


箱庭を作り神々を集めたのはゼウスで、

彼の目的は招集した神々らに人間を知り、愛について学ばせること。読みすすめていくうちに、今集められている神々が同じ時間軸ではなくて、何かしらの問題が起きてしまう前の時から呼び出されたのがわかります。(もしくは今後の憂いを無くすため?)

人間を愛すること=相手を愛しむ気持ちを持てば

その問題を起こさない未来に変わるということのようです…。


人間を知るために箱庭に導かれたのが、天叢雲剣を持つ主人公なのですが、「えと、つまりその剣の持ち主に選ばれたのは何故?」と思うところや、

恋愛ルートに入ってしまうと神様たちの抱えている問題にほぼ触れずに終えてしまうので、

「放置で大丈夫なん?」と思うところもあるのですが、何というか良くも悪くも主人公のひたむきさで問題を解決しちゃう展開が多いため、恋愛ルートは愛のパワーでなんとかしちゃうんだろうな〜と、

ハッピーエンドを予想できる結末なため、それほどモヤモヤせずに済みます(^_^;)


知らんぷりここからは個別にサクッと感想を書きましたが、お付き合いいただける方はどうぞ!

アポロン&ハデス
ビジュアルからハデスがゼウスの兄っていうのは驚きですが、ゼウスも少年のような姿になったりオッサンになったりしてるし、人間の常識とは違うんですよね。
アポロンのあの明るい性格や前向きな姿。初めから主人公を受け入れる姿勢から、実は彼が抱える闇ってとんでもないのでは?と思いましたが彼はただ、誰かに愛されたかったんでしょうね。
そして愛されていると信じたかった。
いやしかし、危うく主人公は焼き殺されそうになりましたから、意外と感情が高ぶると抑えられないところもあるのかなと。
ハデスは冥界の神様らしい暗さでしたが、ホントはとても優しくて、だから周囲を巻き込まないよう周囲から距離を置いてきたんだと知ると、切なくなりましたね。
Infiniteでは主人公は自分を恐れないかもしれない…と思い始めた彼が、彼の住む世界をちょこっと見せようとしてのアレは、読んでいたコッチがびっくりたまげました。デートしてたのにイキナリ真っ暗な画面に「死●」とかデッカク文字だけ出るの止めてくれる!?心臓飛び出そうになりました。


月人(ツクヨミ)&尊(スサノオ)
尊のカチューシャはアレです。外したときのギャップ萌え用です(Infinite)←えっ?違う?
月人はあまり感情表現が出来ないタイプなのかと思ったら、心が壊れてしまっていたというのは切なかった。神々は気の遠くなる時間を生き続けますから、徐々にそんなふうになってしまうこともあるんですね。それを月人は自覚していないようで何とか課題をクリアして学園を卒業しようと主人公に協力的なので、彼の闇を知ってから始めから読み返すとちょっと切なくなりました。
また尊は、実の兄に見捨てられたと思っていたところに月人が手を差し伸べてくれてから兄として慕ってきたのですが、傷つきながらも純粋さを失わずカッとなりやすいコで、時にそのせいで誤解されたり相手を傷付けてしまうことがあっても謝れるイイコでしたね。とても人間味のある(?)神様だと思いました。


ロキ&バルドル
月人と尊のように、ロキとバルドルのルートも二人のストーリーは密接に絡み合っていて、(/_;)どちらも泣けるルートです。
二人の宿命ENDは一つの結末のロキ目線かバルドル目線かって感じです。もうこの結末はどうしても避けられないのか?
というところで、主人公との恋愛ENDですよね。
ロキルートの恋愛ENDの場合はその事についてどうなったのかなとモヤモヤしました。んが、心が壊れてしまった宿命ENDが切なかったので笑顔でいてくれる恋愛ENDはもうご都合主義だろうがなんだろうがいいんですっ。
バルドルルートについては、恋愛ルートの主人公が元の世界に戻ったENDで、彼が一度命を終えたことを話しているので、もしかしたらロキの手によって神としての生涯を終えたのかもしれませんね。
神々の世界で主人公と生きていくENDについても、先に書いたように主人公の愛のパワーで何とかしちゃったかもしれません。
ところで作中でみんなに愛される存在だったバルドルですが、彼は限られた命であることの焦りから、かなり主人公にグイグイ来てて私は怖いと思いました汗


トト&アヌビス
あの、攻略制限があったのでとても期待してたんです。期待が大きい中での他ルートよりボリューム少なめって。
トトのルートに至っては、
コレはないわ〜(┛◉Д◉)┛彡┻━┻
と、思わずSwitchを放りたくなりました。
イキナリ学園生活打ち切り&ヤッパみんな滅ぼす事にした
とか。神様ってさ傲慢なところがあるのはゼウスを見ててわかっちゃいたのよ。
でも、トトは主人公が自分に好意を持っているのを知っていたので自分は助かりたいと言って来たら彼女だけは滅ぼさずにいようって思っていたんだよね。っということはトトもまんざらじゃなかったわけよね?けど、ここまでの彼女を見てきたらそんなことしないのわかるでしょ〜よ〜。
消えていく主人公を見てようやく気付くトト!
(˘•ω•˘)も少し、トト様を格好良く描いてほしかった…。
Infiniteのハッピーエンドは、そんな呆気にとられたエンドの救済措置とみた。
アヌビスは可愛かったですねぇ。ワンコでしたね。
声優の梶裕貴さんのこういうカワイイ系の役を見たのは初めてだったので、お耳が幸せでしたね。
ストーリー的にはやっぱりボリューム不足かと。
主人公がアヌビスに惹かれていく過程がイマイチ伝わりにくかった。私的にはカワイイな〜と思ってたら主人公が異性として意識していたので(゚∀゚)えっ!!と置いてかれた感じ。
死者の魂の選別をする神様なので、彼の使命はとても重いものだと思うのですが、主人公が側で笑っていてくれたらきっと彼も幸せなんだろうなと思いました。暗い森が彼の元々いた場所に似ていて落ち着くと言われたときは、(˘•ω•˘)ちょっとツライと思っちゃった。


陽(アマテラス)&トール
陽って、その見たから笑顔はもうどっから見ても女の子なのです。そのため恋愛ルートが主人公とのハッピーエンドなのにあまり萌えず、主人公の片思いだった宿命ルートの方が男らしい部分も見れてカッコ良かったですね。(もしかしたらあえて“妹”と言ったのかもしれないけど)
宿命ルートではアマテラスの神話といえばの、天の岩戸が出てきますし、彼が兄弟の絆を取り戻したいと月人の壊れた心を取り戻す為に自らの命をかけようとするシーンは彼のルートで一番盛り上がったと思います。
トールは主人公の「特別」という言葉を強く否定するんだけれど、本当は誰かの特別になりたかった…というのを恋愛ルートではなく、宿命ルートで知るのは切ないですね。
お互いに両片思いで終わるんですもの。
そこまで言ったんなら、気持ちをつたえたらいいですやん…と思ってしまいました。けど、これはこれで切ないけど良いENDでしたねぇ。


デュオニソス&メリッサ
デュオニソスの本当の闇が見れるのは宿命ルートでしたね。恋愛ルートはそんな彼の闇から彼女がグイグイ引っ張り出してくれてたんですね。具体的な彼の生い立ち等には触れなかったけれど、主人公がそばにいて支えてくれるだけで、彼の中で消化できたのかも知れません。╭( ・ㅂ・)و ̑̑そゆのことにする。
実際、主人公がホントに良い子なので全て語られないところも何とかなったんじゃないかと思わせてくれるんですよね。
メリッサについては、彼が他のルートでいつもにこやかに主人公の卒業の日に送り出してくれていたけど、箱庭と共に彼の存在も消えてたのかと思うと切なかったです。そんな彼が主人公と共に生きたいと強く願って、最終的には主人公と神様になれたルートは
゚+.(◕ ω◕ฺ )゚+愛の力
と感動いたしました。神様なメリッサの神々しさはゼヒプレイしてみて欲しいです。金髪のおろしたロングヘアに黄金の瞳の彼はバルドルに負けてないと思いますよ〜。

以上です!
長くなりましたが、最後までお読みいただき
ありがとうございました。
色々書きましたが、各キャラクターやそれを演じられる声優さんはとっても素敵でした!