アプリオリジナルキャラ、夏屋くんと不破さんのストーリーを読み終えました。

ストーリーは短かったけど、楽しめました。
ただ、夏屋くんが強迫性障害になってしまった理由を
もう少し掘り下げてほしかったかな。
弟の存在と、あの母親のせいなのかなと察することが出来るエピソードはあるけど。
まだ、他のお話を読めてないので、その辺でわかるかなぁ?
アニメも始まるし、アプリ内で続編があるといいな。

枕元で三つの目覚ましが、
一斉にけたたましく鳴り始めた。

(......朝だ)

そのすべてを消し、最後に
スマートフォンのアラームを止める。

(よかった......)
(午前五時三十分)
(今日もいつもどおりだ)

眼鏡をかけ、念のため、他の時計も
確認してからベッドを出た。

家を出るのはまだ先だが、
一息吐く時間はない。

(急がないと......)

スマートフォンを操作し、
チェックリストを出す。

そこにはずらりと、
僕がすべきことが並んでいた。

戸締まり、火の元、持ち物...繰り返し繰り返し
チェックリストで確認しても、不安からなかなか家を出ることが出来ない夏屋くん。
そんなカレが、気持ちを落ち着かせるために言う
大丈夫×3回のおまじないも、室内で1回。
玄関を出て扉の前で1回して、ようやく仕事先へと向かいます。

医療系の雑誌を扱う出版社に勤める夏屋くんは、
島田診療所の医院長にコラムをお願いしていて、その原稿を受けとるために通っていました。
そこで出会った、黒瀬君のことを密かに想っていたのですが...

研修医の不破さんから、黒瀬君に恋人が出来たことを聞きます。
人懐っこくて、誰とでも打ち解けられるような、気安い雰囲気の不破さんを、自分の弟と重ねる夏屋くんは、彼の事が苦手でした。

すこしショックな夏屋くん。

コラムを受け取り、リストで確認しながら原稿のチェックを終えて、帰ろうとしたときに廊下でスマホを落としてしまい、リストを不破さんに見られてしまいます。


いつも、ヘラヘラしている不破さんに
自分の癖を知られて、からかわれるかと思ったのですが、
何か真剣に考えたあと、夏屋君に“抵抗のある行為”を10書き出すように言います。

10番目で手が止まると、無理しなくていいという不破さん。このリストをクリアしていけば、いずれ癖が無くなるという不破さんの言葉を信じて、夏屋くんのテンカウントが始まります。

城谷さんと違い、潔癖性ではないので距離が縮まるのが早かったです。
不破さんも、黒瀬君とは違ってわかりやすかったし、優しさが素直でした。
黒瀬くんも優しいんだけど、彼の場合...


城谷さんを守りたいと思う気持ちと、汚したいと思う気持ちがせめぎ合うので、城谷さんのことを傷付けてしまうこともあったし、同じように、感情をぶつけて、黒瀬君を傷付けてしまうこともあって、2人の距離がもどかしかったんですよね。


(^∇^)なので、夏屋×不破ルートは素直でヨイヨイ。



不破さんもお兄さんとのこととか、色々とやっぱり抱えているものがあったけど、お互いの過去とか傷とかって、恋人だから何でも知る必要はなくて、
お互いを大切に思っている気持ちさえちゃんと伝わってればいいのかなって思いました。
(これはしろ×くろの時も思った)


っつー訳で、次はしろ×くろなifを読んでます!

ありがとうございました~。