昨日は久しぶりの晴れで、洗濯しました。

でも、今日はお昼ごろから雨。

よー降ってくれます。





買い物に出たら、やったら子どもが多い!

「そうやったー。学校はもう春休みやわー」


奈良に住んでたときは学童保育バイトしてました。


「若いスタッフは丸一日子ども相手でお疲れさまー」なーんて思ってます。

なぜなら長期休みに入ると、体力ある方々は朝から晩まで子どもの相手。

一方、ジジイのような高齢者スタッフは半日。



ところで、昨年の夏休みは午前中担当でしたが、中学年のひとり。
※1年2年ではありません。

お母さんが学童保育の所まで連れて来てバイバイすると・・・

「お母ーさーん!」と大泣きして抱きついたまんま。

「お母さんは仕事に行かなくっちゃ行けないから」

と言われても、いっこうに離れる気配なし。


仕方なく間に割り入って引き離そうとするものの

中学年の子なのにスッゴイ力!!!

ナントカ間に入って押してみるもののコッチが負けそう。


押し相撲して何とかお母さんを開放した後

30分ぐらい大泣き継続。

そんな事が1週間ほど続きました。



冬休みは午後からの半日だったので

同様の事があったのかは不明です。

てなわけで、「この春休み、あの子どうしてんだろう?」と思っています。

さて、

前ブログでは「言語能力」の大切さについて書きました。

でも、ジジイが子どもの頃は「読む」の大嫌いでしたーーーーー。


ただ「図書の時間」というものが週に1回、授業としてありました。

そん時は図書館にクラス全員行かされるので仕方なく読んでました。


なぜか小学校の図書館なのに、原子爆弾・水素爆弾の作り方を書いた本も置いてあって

そんなものばかり熱心に読んでた危ない子どもでした。
※そのほかに読んでたのは宇宙の本ぐらい。つまり図・絵・写真が多く文字の少ない本。



文学作品なんか

「嘘の作り話なんか読んでもしゃーない」などと馬鹿にしてました。

ホンマ陳ねた可愛げのない子でしたー!


そんなこともあって、やっぱり読むのは優等生と比べて明らかに遅く

国語の授業嫌い。
※にも拘わらず、小1&2と5&6は国語が専門の先生だったし、小3&4も書道の先生。



そんな困った子ども時代のジジイを見て心配になった親

塾に行かせました。


塾の先生は必ず国語教科書の音読を宿題に出し

次の授業では必ずチェーック!

スラスラ読めないと棒で尻たたーっき。
※今と違って体罰当たり前の時代ですから。



そんな先生の努力?の甲斐あってダンダン読むのにも慣れ

小学校6年生の時には、先生の出した

「国語の教科書〇ページ覚えてくるべしー」なる無茶な宿題もできるようになってました。
※ホンマ昔の先生は怖かったー。



それから国語力を培う助けになったのは

親が商売してたこと。


学校が終わると

お店の片隅で、大人たちの会話を聞いてました。

まー、副作用としてマセタ子にもなってましたけど(笑)。




そして(以前書いたこと有りますけど)、

小学校5年生の時にお小遣いを貯めて手に入れた安物の天体望遠鏡がきっかけとなり

天文学の本を買って読むように。


中学生になってから

「天文学者になりたーい」と思うようになって

勉強し始めました。


でも、やっぱり

優等生のように本を苦も無くスラスラとは読めません。

すぐに読み疲れてしまいます。


で、どうしたか、と言うと・・・

好きな理数系以外を「どのようにしたら面白く興味を持てるようになるか?」

を研究。

結果、苦手科目も「オモロイやん」と思えるように自己改造!


結果、何とかギリギリで

天文学専攻できる大学に入学できるような進学校に入れました。



「国立大学に入るのが当たり前」という高校だったので

「言われなくても自分から勉強するのは当たり前」

「勉強って、座って手動かしとけば良いから楽やん」

「退屈しのぎに勉強」

というジジイにとって宇宙人のような連中がワンサカ。


そんな連中がスタンダードなので

先生も予習して来てること前提で授業を進めます。


だから、復習どころか予習にも沢山の時間が必要でした。

そのためには勿論

より速く日本語にしろ英語にしろ読めるようにならなくっちゃいけませんでした。


慣れるまでは、光のごとく速く進む授業に予習が追い付かず

よく先生に怒られてました。

まさに鶏口牛後の「鶏口」じゃなくて「牛後」状態!でもあり

さらに、背水の陣状態。


なんで背水の陣だったかと言うと

1学期の終わるころ先生に呼び出され

「これ以上赤点取ると留年だから」と言われましたー!!!
※全体の得点状況も吟味して「ここから下はアウト」と決められてたので、優秀な連中が得点を伸ばすと、アウトのラインも上がってしまう仕組みでした。


てな訳で夏休みも勉強しました。

と言っても

出来る連中、休み中は毎日十数時間勉強するそうでしたから
※つまり寝てる時間以外はズーット勉強。

足元にも及びませんでしたけどね。
※ジジイより頭のエエ連中がジジイより長時間勉強してるのですから。



ところで「ドーやって、そんな長時間勉強してたか」と思う方々もいらっしゃるかと。


彼らに尋ねると

「英語、古文、漢文の本を日本語(現代文)の本と同じような感じで読み続ける」とか

「大学への数学」なる雑誌の問題を解いているとか。



そんな宇宙人のような連中になんとか付いて行けなければ

天文学を専攻できる大学には入れませんから

必死で勉強勉強。


といっても、宇宙人みたいな連中のように

「同じものを何時間も読み続ける」ことはできなかったため

読み疲れたら、別種類の本に切り替えしました。
※今思えば、このやり方は「森田療法」の一手法にも似てますね。



すると不思議なことに

ある日、英文を読んでいると

いちいち言葉に直すことなく、そのまま内容が頭に入るようになりました。


まー「習うより慣れろ」と云うところでしょうか。

慣れれば、楽になるものです。



今は「読むの苦手」でもO.K.

ポイントは、興味を刺激して「知りたい」という欲求を上げ

慣れるまで本を読み続けることです。