かさぶたは何度もはがすと跡になるんだよ。
だからもう、はがすのはやめた。
だって、あなたは痛いの トカ 苦しいのは嫌いだから。
泣き虫だもんね。知ってるよ。
だから、どんなに傷が疼いても、はがすのはやめようね。
いつか綺麗にかさぶたが治ったら、また一緒に笑ってくれる??
それまで待ってていいのかな?
それとも、あなたはあたしのことなんか、どうでもよくなってしまう・・・?
それは、嫌だな。忘れて欲しくないな。
あたしはあなたの一番でいたいよ。
どんなに傷を疼かせようと、どんなにたくさんかさぶたを剥がそうと、
例えどんなにあなたを傷付けようと、例えどんなに泣かせようと、
鍵をつけてあたしに縛り付けておきたいよ。
鍵をかけたら、さ。きっとあたしはその鍵を飲んでしまう。
そうすればあなたは一生あたしのものでしょ??
誰にも渡したくないよ。一生あたしだけを見て?
・・・好きです。大好き。
だからきっと、そんなことはできないね。
好きだから、さよなら。
きっとずっと、さよなら。
いつかあなたの傷が癒えるまで・・・
きっとあなたは、あなたの傷を癒す人と生涯を共にするのだろうけれど。
そしたらまたあたしはひとりぼっち。
またくらいへやにひとりぼっち。
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