こんにちは
今回は『魔女の宅急便』についてお話したいと思います。
私が20代の頃に1番好きなジブリ作品を聞かれると答えていたのが『魔女の宅急便』。
理由は以前の記事
で書いたこともありますが、
書ききれなかったのでまたこうして作品のみの記事を作成しました。
『魔女の宅急便』は1989年7月29日に公開された長編アニメーション作品。
原作は角野栄子さんの『魔女の宅急便(1985年)』です。
プロデューサー、脚本、監督は宮崎駿監督。
「魔女は13歳になったら独り立ちしないといけない」という仕来りに習って主人公のキキもそうすべく親元を離れて相棒の黒猫ジジと共に旅立ちます。自分で住む街を決め、そこで出逢う人々、ハプニング、困難、素敵なことなど、、、色んなことを経験しながら成長していくストーリーです。
この作品の好きなところは
愛着の湧くキャラクターたち、街並みの美しさ、あんなパン屋さんがあったらいいのに!という魅力的なパン屋さん、音楽、ストーリー、食べもの、、、
この一つずつを掘り下げてみようかなと思います
今回の記事では愛すべきキャラクターたちについて。
キャラクター
この作品には魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。
ちょっとしか出ないキャラクターでさえも印象に残るのがジブリ作品。
主人公のキキ
キキの両親
キキの相棒で黒猫のジジ
旅の最初に出逢うちょっぴり意地悪そうでおませな先輩魔女
街で初めて出逢う時計台のおじいさん
パン屋のオソノさんとご主人
パン屋のお客さんでデザイナーのマダム
友達になるトンボとウルスラ
素敵な出逢いをしたステキなおばあさん
おばあさんと一緒にいるもう一人のお茶目なおばあさん
おばあさんの孫のちょっとツンっとした女の子
他にもたくさんのキャラクターが出てきます。
そして作中に出てくる人がみんな良い人とは限らないけれど、"それこそ"が現実で。だからこそより作品が好きになります。
理想でハッピーだけの作品もそれはそれで良いけれど、やっぱり私はそこに現実味を帯びている内容があるとより自分に置き換えたり、励まされたりするから好きです。
キキが初めて街に降り立った時、街の人に声を掛けます。
何となく、、自分を受け入れてくれる様な温かさを感じない返しでした。
「この街の人は魔女が好きじゃないみたい」と思ってしまって落ち込みます。
10代の女の子が話しかけているのだからもう少しフレンドリーにしてくれたって、、、!
そんな風に思ってしまうような気もします。
でも考えてみれば急に声を掛けられた方も驚くし、人それぞれコミュニケーション能力も違うし、それに全員に自分が受け入れられる訳ではないということ、、それが現実でもあります。
けれど、その後にパン屋のオソノさんご夫婦と出逢うことでやっと受け入れてもらえて良い方向へと進んでいきます。
これも現実で、、
良い出逢いもあれば、思っていたのと違う出逢いもある。
それが人生なのだなと思える描写だと私は思っています。
こういう所があるからジブリ作品が好きなのです☺︎
話が逸れてしまいました、、、
この作品の中で1番好きなキャラクターは、やっぱり主人公のキキです!
明るく元気で可愛らしくて、おてんば娘でズボラな感じといたずらっ子な感じがします。
少しふてくされる所なんかも可愛いらしい。
見ていて応援したくなるところはジブリ作品に出てくる女の子に共通する部分かもしれません。
パン屋でダラけて店番をしてる時に、素敵なマダムが通ると急にピシッとしておしとやかに手を振るシーンはクスッとなってキキらしい感じがして好きです☺︎
そしてパン屋のオソノさんとご主人。
豪快な笑い方と明るさ、あたたかさのあるオソノさんに、無口と思いきや実はチャーミングな一面を持つ照れ屋で優しいご主人。
こんなパン屋さんがあったら皆んなが通って、笑い声が絶えないだろうな☺︎
思わぬピンチで出逢ったウルスラ。
ウルスラは明るく活発な絵描きで、芯があって竹を割ったような性格な感じがします。
作中でウルスラがキキを訪ねて一緒に自分のアトリエに連れて行く場面があります。
道中、車をヒッチハイクする時に「この脚線美が分からないとは」と言うシーンをよく覚えています。前後のシーン含めてウルスラらしさが出ていますし、こんなウルスラだからキキも気分転換して元気が出たんだろうなと思います。
ウルスラと一緒に旅をしたら楽しそうです☺︎
友達になるまで時間のかかったトンボは、
地元の不良たちと一緒にいるけど、不良になりきれていないちょっとヤンチャな男の子。
すごく優しくて、空を飛ぶことに夢と憧れを抱いて情熱あるピュアな感じがします。
結婚したら色々大変(いつも空を飛ぶことばかり考えていそう)な気はするけれど、幸せになれそうといっ感じです☺︎
素敵な出逢いをする上品なおばあさんは、
喋り方や声から優しくて品があって、もし自分の隣に住むおばあさんだったら素敵な日常になりそう、、、
他にもたくさん書きたいですが、この辺にしておきます。
ではまた