熟柿の甘さ〜 紺菊 | satukijijiの屋根裏部屋

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松下優也さん・EXO セフンとガーデニングが 大好き!

先日の頂き物の西条柿が
熟し柿になったので

アロエとナタデココ
冷凍ライチ
と合わせ、

エディブルフラワーの紺菊
アップルミント
を添えました。



とろり

つるん

さっぱり。


左の濃い紫が紺菊で
右の少し薄い紫が野紺菊。

花言葉は
《忘れられない思い》


ムラサキカタバミの葉と。

暖かい秋の小春日和が続いています。




柿は日本でも韓国でも
昔から自然の甘さを楽しめる秋の果物。




韓国は寒そうだね。

紅葉とセフン。

韓国も中国も
紅葉を愛でるのは日本と同じだって
聞いたよ?


メイク前の無精髭。
おとなになったから?


中国での活動の困難。

日本との過去の歴史から〝反日〟という言葉が
何度も繰り返される。

実際のところは
本人たちにしか分からない。

教育もあるだろう、
親族の過去もあるだろう。

当人たちが日本で
直に肌で感じたものも
あるに違いない。





私のまわりでも
やはり
外国人、とりわけ
ロシアを含むアジア圏の方と
アメリカの方に対する
大戦の経験からの感情は激しく、
語気を荒げて否定的な口調で
戦争反対の言葉が出てくることは
結構あるのです。

そして在日韓国人や中国人に対する
身近な日本人の態度や感情にも
否定的なものが多いのも事実です。

反対に、
私の親友のお姉さんの仲の良い学友が
親世代が直面している差別から、
親から在日であることを伏せるように
言われていて卒業するまで言えなかったと
卒業後に打ち明けられた…とか。



何年も前、、、
そう思えるのは身内や身近に戦争体験者や
人種による差別を受けた方が
居られての感情でしょうか?

「今でも、自分の耳を塞いでも聞こえてくる
〝助けて…〟と泣きながら悲鳴をあげる声が
 頭から離れない……」

戦時中の乱暴される女性の悲鳴が
脳裏に浮かぶと苦しむ日本男性もおられます。

教育者でもあったその男性の
「助けてあげることは出来なかった…」
と目を伏せ言葉を震わせた姿が
忘れられません。


空襲で親兄弟を亡くされた方は
国や人が嫌いなのではなく
軍隊が憎いのだと言われます。

日頃、実に温和で優しい老いた人生の先輩方。
もう昔のことだから若い人は聞きたくないでしょ?と、
苦労話を口に出すこともない身近な戦争経験者の方々がその口を開いた時、

満州や台湾からの引き上げ
ハワイやブラジルへの移民
疎開先や防空壕での体験。

海軍、空軍の訓練や出征。
沈没船からの脱出、漂流。
捕虜となった経緯やその後の体験。
戦後の配給や闇市。

想像もしなかった経験談を耳にして
目を見開き、絶句し…
驚愕することが
多々あります。

七夕のお願いには
世界平和と書かれる方も多いのです。

それは
まだ
世界に戦争が有るから。

日本の若い世代の感覚と

戦争体験者、
日本の自衛隊の方、
兵役義務のある国、
武力紛争地域の感覚の差は
かなりの隔たりがあるのです。



それから。
自分のお孫さんやひ孫さんに
戦争の体験を語ったことはない。
と言われる方が多いのにも驚きました。

可愛さ故に
とても語れない心情を思うと
胸が痛みました。


でも口を閉ざすのは日本人だからこそのもの
かもしれません。




同じ空の下
秋に同じ柿の甘さや紅葉を楽しむ民族であっても

歩んだ歴史は

違うのです。





それでも
歌声やパフォーマンスは

私の心に届いて
胸躍らせ

響くのです。

そして彼らが美味しいと笑って話す
日本のお店の
同じメニューを食べたり、
美しいとつぶやく同じ街並みや景色を眺め、

美味しさや美しさを共有する嬉しさも。


私の心を温かくしてくれる。


人としてのぬくもり。

それは民族が違っても
変わらないと信じたいから。