今週で7月も終わりました。
毎年思うのですが夏の疾走感は毎年半端ないです。
猛暑を迎えてからホームポイントの波は“夏休み”のように穏やかになってしまっています。
今日こそはもしやとやってきましたが、せいぜいサイズはヒザ程度。
まだしばらく“土用波”はお預けのようです。
まぁ、波を待つのもサーフィンですけどね。
さて、その夏の疾走感についてですが、もうあっという間に暦の上では夏が終わります。
来週はもう“立秋”を迎えます。
なんだか、すでに少し寂しく思えるのは何故なのでしょう。
以前もどこかに書いたかもしれませんが、私はあと何回この夏を迎えることが出来るのでしょう。
毎年思うことなのです。
これが最後の“最高の夏”かも知れないと。
唐突ですが私は現在68歳です。
周囲からどう見えようが、自分でどう認識しようが、紛れもなく年金世代の“高齢者”なのです。
ネガティブに悲観しているつもりは微塵もありません。
みなさんよくご存知のこんな統計があります。
日本人の平均寿命:男性82歳、女性87歳
日本人の平均健康年齢:男性72歳、女性75歳
(小数点割愛)
私はこの平均値をこんな風に考えています。
平均寿命は平均値なのだから、全体の50%が平均寿命よりも長生きで、同じく50%が平均寿命よりも短命でお亡くなりになる。
どうも一般的(普通?)に日本人は、自分の寿命を平均値と比較して、あと何年生きられるかと考えがちです。
しかし、60代や70歳を少し越えたくらいで亡くなる方は私の身近にもいるわけです。
一方、平均健康年齢でいうと男性は72歳です。
ですから私の場合、平均健康年齢が示すところの健康体としての“寿命”はあと4年もないのです。
平均寿命の方を気にする方は多いと思います。
しかし、健康年齢の“寿命”の使い方をどう考えるかは、案外漠然としたイメージなのではないでしょうか。
健康年齢という限りある人生の季節
とくに私のような“高齢者”はその健康な心身をどの様に輝かせるのか。
健康なのだから生涯現役で働くのも価値観です。
一方、私の様に健康だからこそ、自分のやりたいことを無心で楽しみ尽くすという生き方もありだと思っています。
2024年、齢68歳。
とにかく今は2度と巡ってこない68歳の夏を悔いなく味わい尽くしたいと思います。