5月7日に千葉県を出発し、埼玉県、群馬県、長野県、岐阜県、滋賀県、京都府へとバイクを走らせ中山道と京都の“幕末維新”を巡る旅を堪能してきました。
そして帰路は、京都府から滋賀県、岐阜県、長野県、そして甲州街道経由に街道を変え、山梨県、神奈川県、東京都、千葉県と経由し自宅に戻るルートです。
合計10の都府県を走り抜けてきました。
合計走行距離は1313km。
今回もよく走りました。
特に帰路は本当に土砂降りの中、2日間“忍耐”(?)の走りでした。
帰路2日目の下呂温泉から諏訪温泉までは延々と雨の中で、上下セパレートのレインウエアーの隙間を雨が這い上がってくる感覚で、諏訪湖湖畔の宿に着いた時には、腹から腰回りがぐっしょりと濡れていました。
木曽路は帰りもやはり雨の中。
孤独なサバイブなソロツーリングでした。
まぁ、それも振り返ればいい思い出です。
そして最終日は明け方気温が6℃にまで下がり、そんな雨上がりの諏訪湖を出発しました。
途中、日の出とともに山麓を覆っていた低い雲が、山裾から徐々に這い上がり消えていくのを観ながら、コンビニの駐車場で軽く朝食をとりました。
いよいよこのソロツーリングも最後の1日です。
天気は上々、気持ちよく初夏のツーリングを楽しむことにします。
もちろん、オール下道を走ります。
長野県から甲府に向かう街道は渋滞もさほどなく快適そのものでした。
道すがら青空を背景に途中甲斐駒ヶ岳や霊峰富士を拝むことが叶いました。
終わり良ければ全て良しともいいますので、とても貴重な8日間の旅でした。
さてと、来年のロングソロツーリングは何処に行ってみようか?
来年はいよいよ60代最後の年“ナインボーダー(69歳)”です。
来年も
『冒険とは 知的好奇心の肉体的表現である』
と、自分を鼓舞しつつわずかばかりの冒険心を発揮できる自分であり続けたいものです。
(おしまい)