今回のロングツーリングのテーマは


“中山道を走り抜け京都へ上洛する”


ということでした。

すべて中山道というわけにはいきませんでしたが、木曽街道の宿場町を走る(歩く?)ことは叶えたい願いでした。


島崎藤村は小説“夜明け前”の冒頭で

「木曽路はすべて山の中である。」

と書いています。

まさにその通り。

妻籠宿は山の中でした。


最近では海外のツーリストの方が多く「サムライ街道」と呼ばれ、隣り町の馬籠宿からのトレッキング(約8km)が人気を集めているようです。


完走証明証も発行してくれるようです。


話は変わりますが私がタイトルにも使っている“歴史街道”の歴史とは、今回幕末の時代を指しています。


時は文久元年(1861年)、孝明天皇の妹である和宮親子内親王が第14代将軍徳川家茂のところへ降嫁する際に中山道経由で江戸に向かわれたそうです。


そして、その後その徳川家茂の上洛に合わせ新選組の前身「浪士組」がこの中山道を進んだのは2年後の文久3年(1863年)のことでした。


まさに幕末の歴史が刻まれた「サムライ街道」であったわけです。