いよいよ寒波到来。
いつものHomebeachの気温は現在8℃。
北西のオフショアが4m吹いていましたので体感温度的には4℃という感覚でしょうか?
今日はいよいよウエットブーツとグローブを装着してのサーフィンです。
今日の天候は申し分ありません。
ただし、燦々と太陽が照りつけているものの十分に真冬のサーフィンという趣きでした。
この季節を体験することでサーファーはサーファーであることを実感していきます。
波が小さかろうが、乗れる波があれば入ります。
ツインフィンのパイオニアであり元世界チャンピオンのマーク・リチャーズ氏はこう言っています。
(マーク・リチャーズ氏)
“(サーフィン)スタイルは、自分が人として、どういう人間なのかということの延長なんだ”
真冬の海に入るなんて普通の人からしたら、余程の変わり者か、ストイックな何かの求道者かと思われそうです。
しかし、そんな大それたことではないのです。
一度波の上をグライド(滑走)する感覚を覚えてしまったら、真冬の海だろうだ波が上げれば入りたくなるのです。
理屈などありません。
ただこの年齢となりふと思うのは、いつか海にパドルアウトする愛情を失うことがあるのだろうかということ…。
2017年6月、94歳で亡くなられたウエットスーツのパイオニア、ジャック・オニール氏は生前こうおしゃっていました。
(ジャック・オニール氏)
“人生で一番大事なことは3つある。それはサーフィンと、サーフィンと、サーフィンだ。”
さぁ、長いウインターシーズンが今年もはじまります。
(今年42回目のサーフィン。今年はあと何回?)